女性専用車両それでも不要?御堂筋線の痴漢暴行事件で論争へ
大阪・堺市内を連れまわし、マンション建築現場に連れ込んで暴行したという。
この事件が大きく報道されたことを機に、「性暴力を許さない女の会」という集会が発足。大阪市内の交通局や鉄道会社に何度も要望書の提出などを行い、関西や関東での女性専用車両の普及につながった。
そんな女性専用車両について、冒頭のように否定する報道が立て続けに起こっていた。
1月13日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は情報サイト『Jタウンネット』から引用し、「女性専用車両に乗らない女性が増えている」というテーマを取り上た。番組では一般人の意見として、「女性専用車両では男性の目がないから、スマホいじりなどを好き放題やっちゃう」などと伝えていた。
また1月15日には「グッとラック!」「Nスタ」(TBS系)でも同じテーマが扱われた。これらの番組では街頭インタビューでの声として「香水のにおいがきつい」「女性同士が喧嘩をはじめる」などが列挙された。
これらの報道に対し、ネット上には大反発の声があふれた。《#女性専用車両は必要です》というハッシュタグも作られた。
「Nスタ」は1月17日の放送で、井上貴博アナウンサー(35)