くらし情報『梅宮アンナ明かす「棺には男梅も…父の好きなもので埋め尽くして」』

梅宮アンナ明かす「棺には男梅も…父の好きなもので埋め尽くして」

梅宮アンナ明かす「棺には男梅も…父の好きなもので埋め尽くして」


’19年12月12日に、慢性腎不全で亡くなった俳優の梅宮辰夫さん。享年81。’73年、36歳のときに睾丸がんにかかり、’16年には十二指腸乳頭部がん、’19年1月には腎盂・尿管がんなど、生涯6度ものがん手術を受け、80歳を超えてから、週3回、4時間にもおよぶ人工透析治療も。葬儀は近親者のみの密葬形式で、約100人が参列して執り行われた。

「ひつぎの中はお花代わりに父の好きなもので埋め尽くしました。お菓子の『ハイチュウ』『男梅』に『プッチンプリン』も。料理好きの父の大好物だった北海道産のだしは、葬儀社の方と相談し、ビニール袋に入れて」

大きな瞳をまっすぐに向けて、梅宮アンナさん(47)は、最愛の父について語り始めた。

銀行口座の凍結解除など、さまざまな事務手続きはアンナさんの役目。
いまは7割くらいが終わったところだという。遺品の整理も、彼女が中心となって行っている。

「父の釣り仲間にお譲りするため、釣り竿やリールは北九州まで車で運びました。宅配便で送るのは嫌で、時間がかかっても、直接出向きたかったんです。こういう、物ごとを簡単に済ませたくない性分は、父譲りなんでしょうね」

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