2020年2月29日 00:11
麻生大臣「つまらないこと」発言 切り取りと擁護も止まぬ批判
(写真:アフロ)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月27日に安倍晋三首相(65)が要請した小中高校などの臨時休校要請。一夜明けた28日、子どもを抱える家庭や全国の自治体が対応に追われていた。そんななか、麻生太郎財務大臣(79)の発言が物議を醸している。
『テレ東NEWS』にアップされた動画によると、28日の会見で記者が“臨時休校で親や企業が対応することになった際の費用負担”について麻生大臣に見解を求めた。すると麻生大臣は「経費がかかるとかいろんなことについては、対応する」と費用を負担する考えを明かした。
続いて別の記者が「具体的なスキーム(仕組み)はこれからか?」と質問すると、麻生氏は「こちらが要請を受けて出すんですから。こちらが最初においくらですよって決めているわけないでしょう」と回答。そして「もうちょっと常識的なことを聞こう」と記者に語りかけ、「つまんないこと聞くねえ」と続けた。
同記者が「いやいや、国民の関心ごとですよ」と食い下がると、「言われて聞くのかねえ?上(上司)から言われてるわけ?かわいそうだねえ」と言い放っていた。
この麻生氏の“つまらないこと”発言に、Twitter上では《どこがつまらないことなの?》《政治家やめたほうがいい》と厳しい批判の声があがっていた。