ゆうこりん離婚危機にみる「完ぺき主義が陥る男女関係の罠」
しかし自分にストイックすぎる性格は、そもそも根底に「自分なんて」といった自己嫌悪の気持ちが強くあったりもするのでちょっと厄介です。
なにが厄介かというと「自分なんて」という気持ちからスタートした頑張りは、大なり小なり「私はこんなに頑張っているのに」といった身近な人への強要につながるからです。
強要までしなくても自分についてこられない人に対して無意識に見下したり失望したり、はたまた自分の思い通りに動かない人をコントロールしようとし始めたりします。
例えば恋人の行動が許せないときに「私はここまでやってるのに」とか「普通は〇〇すべきじゃない?」といった、一見すると正論のような偏見やベキ論で相手を責め立ててしまう。それは自分の価値観で相手をコントロールしようとしている証拠です。
もちろん、ゆうこりんがそうだったかは本人のみぞ知る話です。ただ言われているような「自分に厳しく、勉強熱心で真面目な部分が強い」のなら、パートナーに対して我の強さを強要してしまった可能性は大いにあります。
■頑張り屋の女性全員が抱える問題の可能性も……
自己嫌悪や強いコンプレックスからくる頑張りは、そもそも自分自身もパートナーも幸せにしません。