くらし情報『イタリア在住24年ライターが振り返る「緊迫の2月・3月」』

2020年4月1日 06:00

イタリア在住24年ライターが振り返る「緊迫の2月・3月」

ボランティア医師には全土から7,900人が応募!(写真:アフロ)

ボランティア医師には全土から7,900人が応募!(写真:アフロ)



現在の日本の感染者数くらいから、短期間で患者が爆発的に増えたイタリア。日々悪化する状況をつづるブログが反響を呼んでいる。在住者の緊急レポートーー。

「イタリアも、わずか3週間ほど前は、いまの日本と同じ五十数名くらいの死者数だったんです。でも、みるみるうちに増えていった。その数が更新されるのを見るたびに不安が高まります」

そう話すのは、イタリア在住24年のフードライターで、料理家の宮本さやかさん(55)。イタリアは3月26日、新型コロナウイルス感染者が8万人を超えた。死者数は、8,000人超に。


とくに感染者数が多いのは、ミラノを州都とするロンバルディア州。宮本さんが住んでいるのは、その隣のピエモンテ州にある、トリノという都市だ。

「食料など生活必需品の買い物はできますが、イタリアでは3月9日から全土で外出制限が続いています。昨日、1週間ぶりにスーパーに行ったんだけど、みんなマスクをしていて目も合わせない。ふだんイタリア人はマスクなんてしないし、知らない人でも目が合ったらほほ笑むような、おおらかさがあるんですけどね」

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