『エール』語り・津田健次郎も 人気声優が役者進出の流れか
「津田さんはかつて映画への道を志し、明治大学文学部文学科で演劇学を専攻。卒業後は円・演劇研究所専攻科の門を叩きました。過去には俳優として00年のテレビドラマ『池袋ウェストゲートパーク』、02年の映画『自殺サークル』といった話題作にも出演しています」(前出・映像関係者)
アンパンマンの声で知られる戸田恵子(62)をはじめ、ベテラン大物声優が本格的に実写作品へ活躍の場を広げていくケースはこれまでもある。
最近だとスティーヴン・セガール(68)の吹き替えで知られる大塚明夫(60)が、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演。大塚が所属する「劇団AUN」主宰でもある吉田鋼太郎(61)と顔をつき合わせる形で共演し、話題となった。
津田は19年の『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』で念願の映画監督デビューを果たした。その際、インタビューで以下のように語っている。
《「演技以外では、今後、実写映画を撮っていきたいと思っています。
自分にとって表現への道の原点なので。学生時代、ずっと何を撮りたいか悩み続けていました。今は撮りたいものが沢山あります。これからもジャンルをあまり限定せず、演技も含めて色んな表現ができたらなと思ってます」