くらし情報『定年後は駅近物件で快適に 後悔しない住み替えチェックリスト』

2020年5月10日 06:00

定年後は駅近物件で快適に 後悔しない住み替えチェックリスト

利便性のよい住居に引っ越したいという人は、次のケースを参考に考えておこう。

おひとりさまのB子さん(60)は、定年退職後は悠々自適に暮らし、退職金をもとに駅近マンションで暮らすのが夢だった。

「しかし、私には子どもがいないので、介護が必要になったときのことを考えると、見守りや安否確認などのサービスがないのは少し不安です」(B子さん)

まず、駅近の分譲マンションはエリアのほか、居室の面積や方角、階数などの条件によって価格差が生じる。

「通勤がなければ都心でなくても十分ですが、首都圏で1LDKなら価格は2,000万円くらいから、エリアによっては1億円近いところも。住宅ローンは組まず、持ち家を処分したお金で捻出できる範囲の額を目安にしましょう。このとき、管理費のほか修繕積立金、固定資産税など、月々支払う費用も計算していきます」(岡本さん・以下同)

全国的に物件数は少ないが、関西圏に多数ある「シニア向け分譲マンション」も人気。居住者向けの大浴場や娯楽施設が併設されていることもあり、フロントにスタッフが常駐し、緊急時の備えもある。提供されるサービスに応じて管理費は3.5万〜15万円と幅があり、購入価格は周辺の分譲マンションよりも割高で1,500万円〜1億円超。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.