2020年5月10日 06:00
定年後は駅近物件で快適に 後悔しない住み替えチェックリスト
「介護が必要になったら、介護サービスを自ら契約して利用します。要介護度が軽度なら問題ありませんが、ひとりで食事や入浴が困難になる中等度〜重度の介護になると、売却して介護付き有料老人ホームなどへの住み替えが必要になってくることになります」
【シニア向け分譲マンションを選ぶチェックポイント】
□ 駅から近いか
□ 目指すシニアライフが送れそうな立地か
□ 入居できる年齢は何歳からか
□ 身の回りのことができれば要介護認定を受けていても入居はOKか
□ 開発事業者の経営基盤が安定しているか
□ 販売価格は妥当か
□ 介護サービス事業者や医療機関が敷地内、または近隣にあるか
□ 売却するとき、管理事業者は熱心に売却先をあっせんしてくれるか
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、賃貸マンションと同様に賃貸借契約をして、家賃の2カ月分程度の敷金を支払う。
「礼金や更新料は不要ですが、入居時に数千万円かかるところもあります。月額費用の目安は家賃と管理費込みで10万〜25万円程度。オプションで3食の食事代がかかります。駅から離れた場所や地方では安い傾向が見られます。見守りや生活相談サービスのほかオプションサービスの内容や、病気や介護が必要になったときの対応などをチェックしておきましょう」