くらし情報『荻原博子がアドバイスする「コロナ禍における住宅ローン返済」』

2020年6月5日 15:50

荻原博子がアドバイスする「コロナ禍における住宅ローン返済」

というのも返済が1日遅れただけで、借りている銀行から電話がくるからです。催促を無視して放っておくと、通常なら2カ月、早い場合は1カ月でブラックリストに載ってしまいます。

その間、銀行からの催促の電話などに追い詰められ、手を出してしまいがちなのが、クレジットカードなどでお金を借りる「キャッシング」です。今はスマホひとつで借りられ、手軽ですが、キャッシングで当面の返済額を工面するのは、絶対にやってはいけません。

一度キャッシングを利用すると、コロナ禍が長引いてきびしい状況が続いたら、来月も再来月もとキャッシングを重ねることになるでしょう。今、住宅ローンの金利は1%前後の超低金利ですが、キャッシングの金利は14%前後。利用がかさむと借金地獄に陥って、それこそ一家破滅の危機です。

そんなことになる前に、住宅ローンの返済に困ったら、まず、借りている銀行に相談に行きましょう。
銀行だって、返済できずに自己破産されると貸したお金が戻ってきませんから、返済に時間がかかっても、とにかく払ってほしいのです。銀行は親切に相談に応じてくれますから、ご安心を。

銀行では、返済計画の見直しを行います。いくつか方法がありますが、コロナ禍できびしい方に有効なプランを考えました。

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