くらし情報『黒人キャラ使用の食品会社、“BLM運動”受け続々と方針転換』

2020年6月18日 12:07

黒人キャラ使用の食品会社、“BLM運動”受け続々と方針転換

当然、1961年に発売された当初はそれこそが目的であり、「優しい料理上手の黒人のおばあちゃんが作ってくれたパンケーキ」のイメージを前面に打ち出したものだったはず。これが今問題の一つとなっている“人種のステレオタイプ”、“人種的バイアス”だ。日本人も、海外のコミックでは猫背でメガネをかけた細目の小柄な人物として描かれる。このように、人種ごとにすり込まれたイメージが差別の温床となっているのは以前から指摘されていたことだが、「Black Lives Matter」運動により、その問題が浮き彫りになった形だ。

ミセス・バターワースに続き、クエーカーオーツカンパニーのパンケーキブランド「アーント・ジェミマ(Aunt Jemima)」、パーボイルド・ライス(蒸して乾燥させた米)で知られる食品加工会社アンクル・ベンズ(Uncle Ben’s)が、ブランディングの方針転換を発表。長い間、パッケージで微笑んでいたジェミマおばさん、ベンおじさんという黒人のキャラクターが消えることになった。アンクル・ベンズは Twitterで「私たちには人種差別を終わらせる責任があります。消費者、特に黒人コミュニティの声に耳を傾けています。

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