萩本欽一が知る『エール』モデル「『歌の下手な人いません』と…」
『ここに座りなさい』と口に出してそう言われるよりも、むしろ優しい感じがしました。音楽の人は、言葉じゃなく音で感情を伝えるんだ、って」
『エール』本編の放送は、いったん“お休み”。娯楽も制限され、気持ちがすさみやすいコロナ禍だからこそ、古関先生の音楽を聴いてほしい、と欽ちゃんは語る。
「世の中はいま、“これ嫌、あれ嫌”という気持ちで溢れているでしょう。でも先生の曲を聴くと、きっとそんなことは言わない人だったんだな、と思います。だって、巨人と阪神、慶應と早稲田、どちらの応援歌も作られているんですよ(笑)。それに、どれも素晴らしい曲として残っているところに、先生の人柄があらわれている。その優しさがドラマでもいっぱい描かれると思うので、僕も楽しみなの」
「女性自身」2020年7月14日号 掲載
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