空間噴霧に効果なし!? コロナ消毒液で健康被害や火災の恐れ
ウイルスを除去するような噴霧をしようとすれば、人にも有害になる」(落合さん)という。
【NG2】料理しながらアルコール掃除はダメ
品薄や高値の状態が解消されつつあるアルコール(エタノール)。こちらにも落とし穴があるという。
「新型コロナ感染防止対策のためにアルコールを使う場合は、『医薬品・医薬部外品』『アルコール60%以上』という濃度表記があるものを選びましょう。しかし、同時に“火気厳禁”。キッチンで、コンロの火がついたまま、まな板などにアルコールのスプレーを噴霧したりすると、引火する恐れがあります。さらに衣類などに燃え移る危険もあるので、キッチンなど、火の気のある場所では絶対に使用しないでください」(落合さん)
これらの“やってはいけない使用法”を頭に入れたうえで、新型コロナ感染防止を心がけよう。
「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載