くらし情報『国連次長が感動した愛子さまの作文「平和は人任せにしない」』

2020年8月21日 06:00

国連次長が感動した愛子さまの作文「平和は人任せにしない」

、「天皇の沈黙」(『週刊新潮』8月13・20日号)といったタイトルの記事も散見されるようになった。欧州の王室と異なり、国民へのビデオメッセージを出さない皇室の方針に疑問を呈するものだ。

しかし両陛下は、4月7日に緊急事態宣言が発令されて以後130日あまりにわたって、コロナ禍への対応に懊悩されてきたと宮内庁関係者は明かす。

「陛下と雅子さまは、苦しむ国民に寄り添うことこそが皇室の務めとお考えになってきました。しかし感染拡大を防ぐため、国民を直接励ますことはできません。そのため両陛下は、赤坂御所にさまざまな分野の専門家や関係者を招いてご進講を受けられるなど、制約のなかでも“いま、できること”を模索されてきました。

そういったなかで、戦没者追悼式へのご臨席を決断されたのです。天皇陛下と雅子さまは、この日に備えて“お言葉”の文面の推敲を重ねてこられました。
式典の進行上、長くはできない文面のなかにはっきりと“コロナとの闘い”を乗り越えることを国民に呼びかけられたことに、両陛下の強いご意志を感じます」
天皇陛下と雅子さまは皇太子ご夫妻当時の’94年に広島市の平和記念公園を訪問されて以来、何度も公式に広島と長崎をお訪ねになり、原爆慰霊碑に供花され、被爆者たちを慰問されてきた。

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