会見での迷言、ブログとの矛盾…菅義偉官房長官の仕事ぶり
菅義偉官房長官(71)が9月2日に記者会見を開き、自民党総裁選への出馬を表明。「安倍総裁が全身全霊をかけて進めてこられた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めるために私の持てる力を全て尽くす覚悟だ」と話した。
ここ数日、総裁選にちなんでテレビでは菅氏を取り上げている。そこではパンケーキ好きであることなどがクローズアップされていた。いっぽう、ネットでは公選法違反の罪に問われている河井案里被告(46)と2人でパンケーキを食べる様子も拡散されている。
その仕事ぶりは、どうだろうか。これまで会見で政府への疑念が投げかけられた際、「そのような指摘は当たらない」「コメントは控えたい」といった言葉を繰り返してきた菅氏。その対応から”鉄壁”と賞賛する声もあるが、コミュニケーションの遮断ぶりから“botのよう”と揶揄されることも。
いっぽう、こんな迷言も残している。
■17年5月17日「怪文書みたいな文書じゃないか。出どころも明確になっていない」
学校法人「加計学園」獣医学部新設をめぐり「総理のご意向」との記載のある文部科学省の記録文書が発見された際、上記のように否定。再調査で文書の存在が確認されたところ、「怪文書という言葉だけがひとり歩きしたのは極めて残念」