コロナ禍で夫にイライラしないための「問題点返しの術」とは
(黒川さん・以下同)
それでは、むやみに夫にムカついたり、無駄な夫婦ゲンカをしたりしないようにするには、どうしたらいいのかーー。黒川さんには男女の脳の違いを踏まえて、その対策を教えてもらった。
【1】話の結論は先に言う
男性脳はおしゃべりがストレス。結論がわからない話が長くなると、相手の話がモスキート音に聞こえてくる人も多いという。
「おしゃべりに脳が危険を感じて、無意識のうちに音声確認を止めてしまうんです。なんとなく相槌を打っても、何も感知していないということも。夫に話すときは話の目的を最初に。そうしないと、あとから、『そんな話聞いていない』『いや、私は言いました』などともめる羽目に」
【2】夫の視界内で2〜3秒待って話しかける「3秒ルール」を徹底
男性はコミュニケーションスイッチを日に何度も切ってしまうため、背後から話しかけられても、まったく聞こえていないことも。
「夫に大事なことを話すときには、必ず夫の視界に入る場所まで行き、2〜3秒待ってから話し始めましょう。最初はゆっくり、夫の音声確認スイッチを入れさせてから、本題に入るのが◎」
【3】おはよう、行ってらっしゃい、お帰りなさいは機嫌よく
朝から子どもを叱りつけ、夫の外出時、帰宅時に自分の機嫌が悪いことが重なるときもある。