2020年9月18日 11:00
お金が貯まらない共働き夫婦のNG習慣を治す5つの方法
一見、収入は十分あるはずなのに貯金ができない……。そんなケースは夫婦が共働きの場合によく見られるという。気づけば陥ってしまっている支出の落とし穴とはーー。
「夫婦がそれぞれ仕事をしていて、世帯収入はけっこうあるはずなのに、共働きの方から『生活が苦しい』という相談を受ける機会が少なくないんです」
こう話すのは、財産コンサルタントとして活躍する“マネーのプロ”中島典子さん。’18年度の政府の家計調査では、共働き夫婦の平均年収は約770万円。働き手が夫一人の世帯より120万円ほど多くなっている。
「年収が770万円あれば、しっかり家計を管理することで年間200万円程度の貯蓄ができてもおかしくありません。それが夫婦で貯金ゼロというケースも少なくないのです。
そういった家庭の支出にはいくつかの共通点が見えてきます」(中島さん・以下同)
中島さんが挙げるNG習慣は次の5つだ。
【1】夫婦の「財布」が別々
夫婦の双方が「相手が貯めている」と思って、ついつい自分の財布のひもが緩みがちに。
<改善策>
家族の生活支出を一本化した“第3の財布”(銀行口座)を作って、収入の大部分をそこで管理するように心がける。