くらし情報『世界が注目する対コロナ紫外線照射装置 記者も浴びてみた』

2020年9月16日 11:00

世界が注目する対コロナ紫外線照射装置 記者も浴びてみた

「しかし、ウシオ電機が開発した『Care(ケア)222』は、波長222ナノメートル(ナノは10億分の1)付近の紫外線を使用するため、人体へは悪影響を及ぼさないそうです。同社はさらに、特殊光源と光学フィルターを独自に開発し、安全性を高めたと発表しています」(前出・経済ジャーナリスト)

照明のように天井から照射したとき、50センチの距離では約20秒後にウイルスや細菌の99%が不活化(※病原体を死滅させること)。また2メートル50センチ離れていても、6~7分の照射で、99%を除去できるという。

さらに会見から9日後の9月4日には、広島大学病院の研究グループも、Care222の照射により、新型コロナウイルスの“不活化効果”が確認されたことを発表している。

「現在の生産数は、月に数百台ほどです。9月1日から販売が開始され、価格は1台30万円となっています。まずは代理店を通して、医療機関や公共施設に販売・設置されます」(前出・経済ジャーナリスト)
本誌記者もさっそく「Care222」を体験してみた。

箱型で大きさは、縦15×横20×幅5センチほど。
いつも愛用しているiPadよりも小さく、自宅に設置してあっても、さほど気にならないだろう。

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