2020年9月16日 11:00
世界が注目する対コロナ紫外線照射装置 記者も浴びてみた
重さは1キロほどなので、片手でも持てる。プラグをコンセントにさせば、すぐに使用できるという。
実は記者は40代になってから、強い日差しにあたると、肌がかゆくなるようになっていた。天井に備え付けてある装置から照射されている光を、おそるおそる浴びてみると……。
意外に思えるほど、何も感じない!光源からの熱も感じなければ、肌への違和感もまったくない。光源部分は紫色に光っているが、肌に届く光は、特にまぶしくもなく、自宅にある蛍光灯の光とほとんど変わらない印象だ。
ただこうしている間にも、体にまとわりついているウイルスや細菌がどんどん死滅していることを想像すると、不思議な気持ちになる……。
記者会見で、内藤社長は今後の利用法についてはこう語っていた。
「まずは空間インフラに、そして自動車や船舶などの乗り物に、最終的には治療や予防といった医療機器への展開を目指します」
さらに、一定の場所に設置する以外にも、ドローンに搭載しての使用なども検討されているという。
「新型コロナウイルスの感染拡大以降、持病の治療のためでも病院への足が遠のいたという人も多いのですが、病院に設置されれば、安心して通院もできるのではないでしょうか。