2020年9月16日 11:47
「満足することない」芦名星さん語っていた女優業の原動力
と決意も語った芦名さん。女優業の魅力について、こう話している。
「役を演じるってホントに不思議なんです。カメラが回っている間は、私だけど私じゃなくて、私が思っていないことでも口走ってしまったり、私じゃない役の感性が感動して泣いたり。それは女優という職業にしかないとても感覚的な快感で、私はそれにとりつかれちゃってますね」
芦名さんは10年10月にも本誌に登場している。筒井康隆氏(85)の作家生活50周年を記念した映画「七瀬ふたたび」の主演を務め、筒井氏から「芦名星はもっとも七瀬らしい七瀬である」とも言わしめた芦名さん。「歴史があり、代々継がれている作品で、自分がいちばん新しいところにいる。素晴らしいものに携わったという実感があります」とコメント。
さらに“女優業の原動力”について教えてくれていた。
「いつも『あのときはああ演じればよかった』と思う点があって満足することがない。それが次の仕事への原動力になっています」
それから10年後となる今年5月、芦名さんは「yomiDr.」にアップされたインタビューで女優業について「今でも変わらずに不安定な部分はありますし、『もうダメかも。次はないかも』と思うこともあります」