「会社たたむから」マツコ事務所がいきなりリストラの波紋
マネージャーも退職したとなると、マツコにとっても由々しき事態だ。マツコの明かした引退願望と、恩人社長によるリストラは何らかの関係があるのだろうか?本誌は電話でA社長に取材を申し込んだ。
――最近、御社でリストラを行ったと聞いていますが、事実でしょうか?
「正社員からフリーになってもらうよう、この9月に彼らとの契約を改めたのはそのとおりです」
A社長の口調はどこか淡々としていた。続けてリストラに踏み切った理由を次のように明かした。
「新型コロナウイルスのせいで、事務所の経営も難しくなっているのです。タレントたちの仕事も激減しているのはウチも、よその芸能事務所と同じです。私自身もフリーで(芸能界の)マネジメントを長くやってきました。この事務所のタレントも若い人は少ないです。
だからこの機会に、それぞれが自分でタレントを見つけてそのマネージャーをやるなど、この業界で生きていく覚悟を持ってほしい、ということです。個人事業主としての自覚をもって、仕事をやっていきましょうと、契約更改のときに伝えています」
――マツコさんのマネージャーは退職してしまったそうですが?
「確かに若手の1人はやめましたが、それは契約更改のためではなく、おもに個人的理由のためだと思います」