「美智子さまの本棚」がベトナムの子供に希望を与えていた!
’18年の応募は251作品だったのですが、今年はなんと1千351作品の応募がありました」
勝さんとヒエンさんがベトナム語訳の日本の絵本を初めて出版したのは’17年6月のこと。それから3年あまり、今年8月に出版された『ぐりとぐら』まで、53作もの絵本が翻訳・出版された。
「5周年を迎える’22年6月30日までに、100作品を出版することを目標に頑張っているところです。でもその目標はあくまで“一里塚”です。今後500作品、1千作品と数も伸ばし、ベトナムに“絵本市場”を成立させるくらい、多くの絵本を出版したいと思います」
美智子さまの励ましを支えに、勝さんとヒエンさんは日本とベトナムのかけ橋になっているのだ。
「女性自身」2020年11月3日号 掲載