くらし情報『高齢親が「物を床に直置き」はゴミ出し困難の兆候 専門家指摘』

高齢親が「物を床に直置き」はゴミ出し困難の兆候 専門家指摘

と、電話を早く切ろうとする

「年末年始など、帰省の際には親の様子をしっかりチェックしてください。たとえば、これまで整理整頓し、きれい好きだった親が、物を床に直置きし始めるのは、動くのがつらくなっている兆候です。また、冷蔵庫の中身に賞味期限切れのものが多い、身だしなみに気を使わなくなっている、などは認知症の初期症状の可能性があり、それらのせいでゴミ出しが難しくなっている可能性があります。チェックリストの内容に該当する場合、親が暮らす自治体の『地域包括支援センター』に、『親の様子で気になる点があるのですが』と相談してみましょう。対応方法を教えてくれたり、内容によっては、さりげなく訪問して親の様子を確認してくれたりします。ただし、親の目の前で電話をするのは避けてください。プライドを傷つけてしまい、支援を断る可能性があるためです」

しかし、コロナ禍の今年は帰省をためらう人も多いだろう。

「電話でも気づけるポイントはあります。
たとえば、子どもの帰省を拒むのは、家がゴミだらけの様子を見られたくないから。電話を早く切ろうとするのは、認知機能が衰え、話ができない状態を隠したいから、ということがあります。

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