“恋に暴走”する娘に「あんな男」はNGワード、専門家語る
そんな母親のちょっとした言動がきっかけで、母娘の絆が修復不可能になってしまうことも珍しくないのです」
そこで、恋に“暴走”する娘のトリセツを山脇さんに解説してもらった。
■「あんな男」と頭ごなしに交際を反対しない
「私のもとには『娘の結婚相手が借金を抱えている』『アルコール依存症の男と結婚しようとしている』という相談もあります」
母親からしてみれば「あんな男とは別れなさい」と娘に言ってしまいたくなるが、これはNGワードだという。
「自分にとっていちばんの理解者であった母親に、交際を頭ごなしに反対されてしまうと、『どうして認めてくれないの?』という気持ちを強く抱いてしまいます。もはや理解者は交際相手しかいないと思った娘は駆け落ちし、結局母娘は絶縁してしまったというケースも。まずは話を聞くことからはじめましょう」
■彼氏を実家に招いてみる
別れてほしくても、娘が選んだ彼を理解することは重要だ。「実家に招いて、彼とも話す機会を作るといいですね。無職でだらしない人だと思っていたら、実は司法試験を目指していたというように、意外に芯のある男性だったということもあります。会ってみてダメな男性だったとしても、いずれ娘と話すときの“説得材料”を集めるつもりで、すぐには不満を口に出さないのが好手です」