くらし情報『医療崩壊の旭川医師語る危機感「クラスターは必ず南下する」』

2020年12月17日 11:00

医療崩壊の旭川医師語る危機感「クラスターは必ず南下する」

これ以上、感染者が増えれば病棟を閉鎖してコロナ患者にあてないといけなくなります。それを多くの病院でやると一般の患者さんが“難民”になってしまいます」

国内最大となった旭川厚生病院のクラスター発生は深刻だった。

「勤務する医師が8日、『通常業務は全くできず、医療崩壊、機能不全に陥っている状態』と話していました」(前出・地元紙記者)

同病院の赤羽弘充副院長は本誌にこう語る。

「外来に来ていた患者さんもほかの病院への振り分けをして、対応しています。やっと態勢も整ってきたところです。旭川で、これだけクラスターが発生したのは、気候が大きく関係していると感じています。冷え込みだした時期と重なるんですよね。温度と湿度の関係によるクラスターは大都市圏の東京や大阪などでも今後、十分ありえると思います。
今後寒くなると、クラスターが南下するのは間違いないでしょう」
「女性自身」2020年12月29日号 掲載

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