くらし情報『寺島しのぶ コロナ禍で異変「謎の頭痛、1カ月ベッドで横に」』

寺島しのぶ コロナ禍で異変「謎の頭痛、1カ月ベッドで横に」

夫が探してきた、英語の瞑想のアプリにも助けられました。ハピネスとかストレスレスなど、レベルごとにその音を毎朝25分間ぐらい目をつぶって聴いていく。それは効果がありました。

9月から息子の学校も始まり、夫も仕事に出て、2人がいない時間が徐々に増えました。私も仕事を少しずつ再開してから、ようやく体調もよくなってきました。夫から「仕事があるだけ幸せだよ」と言われて、本当にありがたく感じないといけないなと思いました。今回の映画『ヤクザと家族 The Family』では、大きな心でいつでも受け入れる母親役を演じています。そういう母親って男性の理想なんでしょうね。


――寺島は今、日常生活を送るうえでテーマを3点、設けているという。(1)楽しむこと(2)癒されること(3)スッキリしたと思うこと。

小さいことでいいんです。朝、水を飲んでおいしく感じたことを楽しめるようにする、とか。

息子とも近ごろは1対1でピンポンのように話し合うようになりました。100%聞いてあげて100%返すってすっごい疲れるんですが、エネルギーをもらえます。最近では『鬼滅の刃』を一緒に見ました。ストーリーをわかろうとする私の姿勢がうれしいらしく、ちゃんと説明してくれます。

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