プロが診断一時金から選んだ「最新がん保険ベスト5」
診断一時金を1回受け取ったら保険が終了してしまうものから、がんが再発するたびに何度でももらえるものまで。がんになったらどんな治療が受けたいかという自分の価値観に合った保険を選ぶ時代です」
横川さんは、従来の医療保険に対しては「現金で貯めておいたほうがおトクなケースが多い」という慎重派だが、病気をがんだけに特化しているがん保険は、医療保険より月額保険料が安く抑えられるおすすめ商品もあるという。
月額保険料は、外食ランチ1~2回を我慢すれば払える程度の額、と横川さんは語る。実は自身も6年前、診断一時金300万円が受け取れる保険に加入したという横川さんが、今回は読者に向けておすすめベスト5を紹介してくれた。
「がん治療は日進月歩。治療法が進歩する代わり、保険や貯金ではカバーできない高額な治療方法も出てきていますから、保障内容もそれに伴い、進化しています」
さらに、最近は、がんであっても入院日数が短くなっていることから、入院給付金をつけず、高額医療をカバーするべく、診断一時金に、自由診療や先進医療の特約だけプラスできる商品もおすすめであると横川さんはいう。今回のチョイスの基準は、40歳・50歳の女性が、がんと診断されたとき、診断一時金100万円が支払われることを想定して試算した。