くらし情報『「助けが必要?」レストランスタッフが虐待に気づき少年救う』

2021年1月19日 18:46

「助けが必要?」レストランスタッフが虐待に気づき少年救う

「助けが必要?」レストランスタッフが虐待に気づき少年救う


米フロリダ州オーランドで、レストランの従業員が少年の人生を大きく変えた。CBS系列のWKMG-TVが報じている。

今月1日、ダイナー「ミセスポテト・レストラン」に夫婦と子ども二人の家族が来店した。スタッフのフラヴァイン・カルバーリョさんが注文を取ろうとすると、夫婦は男の子の分の食べ物を一切頼まなかったという。「そちらのお子さんは?」とカルバーリョさんが尋ねると、母親は「この子は家で、もう食べてきたのよ」と回答。カルバーリョさんはこの言葉と、一言も話さずに暗い顔をしている少年の様子に違和感を覚え、家族を注意深く観察することにした。

少年の顔や腕にアザがあることに気が付いたカルバーリョさんは、両親の死角から「大丈夫?」と書いた紙を少年に見せた。怯えた表情で小さく横に首を振る少年。
「助けが必要?」と書くと、今度はわずかに頷いて見せた。カルバーリョさんは「OK」とその場で書き加え、バックヤードへ。レストランのオーナーに事情を説明して警察を呼ぶことに同意をもらい、911に通報。間もなく到着した警官によって、両親は連行された。

保護された少年は11歳だった。捜査の結果、この少年は母親の再婚相手から、重度の児童虐待を受けていたことがわかったという。

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