田中裕二 今度は脳梗塞に…語っていた“コロナ後遺症”の不安
ウイルス感染症の後に脳の血管にトラブルが起こることはよく知られています。コロナ感染から数カ月がたって、じわじわと血管にダメージが加わることもありえるでしょう」
■専門家語るリスク高める3つの要因
生活習慣による発症を指摘するのは、パークサイド脳神経外科クリニックの近藤新院長だ。
「不摂生によってコレステロールが高かったり、田中さんが甘いもの好きだったことも原因かもしれません。ただ、今回は症状が軽く1週間ほどで退院できるみたいですから予後も問題なく、そうとう軽いケースだったのでしょう」
田中は“お菓子王子”と呼ばれるほどスイーツ好きで、妻として山口も注意していたという。
「血圧も高かった田中さんを心配し、もえさんはカロリー計算をして手料理を作っていました。田中さんのお母さんが56歳で肝炎で亡くなったこともあり、同い年になった田中さんは気にしていたそうです」(前出の知人)
前出の清水教授はくも膜下出血と脳梗塞のリスクが高まる3つの要因を挙げる。
「(1)血圧が高い(2)糖尿(3)高脂血症です。年齢にも関係があり、40代以上は成人病も増え、コロナ後遺症のリスクも高まるのです。
対策としては、体重を増やさないこと。