自民・松本氏 虚偽でも離党止まり…遠山氏との差に批判殺到
(写真:アフロ)
緊急事態宣言下のなか深夜に銀座のクラブを訪れていたとして、2月1日に正式に辞職した公明党の遠山清彦議員(51)。
遠山氏はクラブ通いだけでなく、19年の政治資金支出報告書でキャバクラなどに飲食代として約11万円を計上していたことも明るみになった。
「具体的には、福岡市にあるキャバクラと宮崎県延岡市にあるスナックへの支出5件を計上。公設秘書が福岡市のキャバクラに行った際の飲食代が4件、もう1件は遠山氏が延岡市のスナックを利用した際のものだといいます。結局、支出分は資金管理団体に返金。政治資金収支報告書を訂正しましたが、風当たりはいっそう強くなりました」(社会部記者)
複数の不祥事が明るみになり、1月29日に党の幹事長代理の役職を辞任した遠山氏。しかし「政治への信頼を深く傷つけた」として、1日午前に議員辞職願を提出したという。
各メディアによると、国会内の記者団に対して「先週、党の幹事長代理の役職を辞任したが、週末に熟慮した結果、潔く議員辞職すべきだと決意した」と説明。
次の衆議院選挙には立候補しない意向を明らかにしたという。
■自民党・松本純氏は虚偽説明のうえ、離党止まり
いっぽう遠山氏と同じタイミングで、銀座での“深夜のはしご酒” が報じられた自民党の松本純議員(70)。