ゆきぽよ活動継続で直面…“ギャルタレントの反省”が難しい理由
の本当のファン層とテレビ需要という問題です。
ゆきぽよさんはもともと「元カレ5人中4人が逮捕」や「悪い男に惹かれがち」といった、やんちゃキャラを売り出すことでブレイクしました。そもそもギャルタレントの1番のファン層は、そうしたやんちゃさに惹かれた10代20代の同世代ギャルたちです。
いっぽうで彼女のテレビでの立ち位置は若者代表というポジションであり、その役回りは「おじさん達や世間をバシバシぶった切る怖いもの知らずな若者」といったものです。
今回の友人の薬物報道を受けた彼女は当然反省し、真面目な態度を心がけているわけです。ただそうするとテレビ的な役回りはこなせたとしても、パンチが弱くなるのは避けられません。そしてなにより心配なのが、彼女を支える同世代ファン達がすっかり興ざめしてしまう可能性もあるということです。
■ギャルタレントという立ち位置の難しさ
いい子になったら本来、大事にすべきファンが居なくなってしまう。
そうなるともはや本末転倒ですし、本当の意味でタレント生命に関わります。しかしギャルタレントは年齢を重ねたら、いつかその立ち位置を卒業しなくてはいけないというジレンマの中にいます。