くらし情報『個人事業主が扶養から外れるのは損?ダメージ抑えるコツ』

個人事業主が扶養から外れるのは損?ダメージ抑えるコツ

所得が少ない場合は扶養内で働くほうが安心かもしれないが、個人事業主ならではの扶養から外れるメリットもあるという。

「今回の試算では課税所得=収入としています。実際の所得税は、収入から必要経費を引いた課税所得に掛けられるため、経費を利用して上手に節税すれば、試算より早い段階で手取りはプラスになるはずです。さらに第3被保険者だったときには入れなかった月400円の上乗せで年金の受取額を増やせる『付加年金』に入れる、個人型確定拠出年金『iDeCo』の上限掛け金が月2.3万円から6.8万円に増えるなどのメリットもあります」

最後に加藤さんが、今後の主婦の働き方について助言をくれた。

「おおむね152万円以上稼げば目先の収入が増え、家計にゆとりが生じますし、もし夫がリストラされても、自分で社会保険料を払っていれば、夫を自分の扶養に入れることができます。自分で働いて稼げる状態であるということが、この先は何よりのリスクヘッジになるのです」

この春からは、主婦もバリバリ働くのがよさそうだ!

「女性自身」2021年3月9日号 掲載
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