『ねるとん』で“モテ”に敏感に…倉田真由美語る80年代のTV
を家族で見ていたから、裏番組の『ひょうきん族』(’81〜’89年・フジテレビ系)の話題にはついていけませんでした」
学校での話題の中心は、前日のテレビ番組だった。
「テレビの情報に敏感な子がクラスの人気者に。『笑っていいとも!』(’82〜’14年・フジテレビ系)の『○○でいいかな〜』「いいとも!」っていうやりとりをいち早く取り入れていましたね」
そういえば、風邪で学校を休み、ふだんは見られない昼間の番組を見ると、優越感に浸ることができたりした。
“ねるとん”が放送開始されたのは倉田さんの高校時代。
「10代って、どういう環境で育つかによって、モノの見方が変わってくると思うんです。作家で友達の中村うさぎは、お嬢さま学校で育ったこともあって、ブランド主義的なところがあったそうです。私が育ったのは田舎の共学校で、女子のヒエラルキーで上位にくるのは、勉強ができたりスポーツが得意なコではなく、男子から好かれるコでした。だから“モテ”は重要なキーワード。
当時、はやっていた“朝シャン(=朝にシャンプーをすること)”は欠かさなかったくらいです」
「女性自身」2021年4月13日号 掲載
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