予約殺到のワクチン枠取る工夫「数秒前に電話」「末尾に#」
ネットでの予約も、わずか20分で終了。問い合わせのため、市役所の窓口まで訪れる市民が後を絶たなかったといいます。また程度の差こそありますが、多くの自治体が似たような混乱状態に陥っていたそうです」(前出・行政関係者)
激しい“争奪戦”になっているワクチン接種。プラチナチケットを入手するような困難さだが、いったいどうすれば受けられるのか。
成蹊大学客員教授でITジャーナリストの高橋暁子さんは、予約枠を取るための“5つの工夫”を語る。これらは一般的に、チケットなどを予約するためのテクニックとして使われているという。
■「最初の1回目でつながるかどうかが勝負」
「まずは、【電話回線の違いを利用すること】です。スマホと自宅の固定電話では使用している回線が違うので、混み合っているのは片方だけという場合があります。
だからスマホと固定電話を併用し、ご家族にも協力してもらいながらいっしょに電話したほうがよいと思います。また、【ネットで予約すること】も視野に入れておきたいポイントです。高齢者にはネットに不慣れな方もまだまだ多いので、電話よりは混み合わない可能性もありますからね。事前にお子さんやお孫さんなどに準備をお願いして、予約画面まで操作してもらっておきましょう。