「ウィリアムとハリー並ばずに」フィリップ王配葬儀で女王指示
2015年のリメンブランス・デー(戦没者追悼式典)には、2人の王子は並んで参列していた(写真:AP/アフロ)
4月9日、99歳で亡くなったエディンバラ公フィリップ殿下。17日にウィンザー城で執り行われる葬儀には、高位王族から退いたヘンリー王子(欧米圏での愛称はハリー)がどのような形で参列するのか、注目が集まっている。
The Guardianによると、エリザベス女王は棺の後に着いて王族が行進する際、ウィリアム王子とヘンリー王子が並んで歩かぬよう指示したという。
英王室メンバーは序列が厳しく定められており、葬儀の行進の際もそれは同様だ。まず先頭にフィリップ殿下の4人の子どもたち。つまり、チャールズ皇太子、アン王女、アンドルー王子、エドワード王子だ。その後ろに通例であればウィリアム王子とヘンリー王子が並ぶはずだが、女王の意向で間に従兄弟のピーター・フィリップスを挟み、3人で歩くことが決まったようだ。
また、今回王族が軍服ではなく喪服を着用すると宮殿が発表したことについても様々な憶測が飛び交っている。
公式行事において、王族は軍服を着用することが多く、今回もアンドルー王子が軍服着用の許可を願い出たとDaily Mailが報じた。