高齢“おひとりさま”でも賃貸で! 自治体による支援制度
区に申請すると、区から協力する不動産店に依頼して、物件は区が紹介してくれるシステムだ。
京都市居住支援協議会が手がける「京都市すこやか住宅ネット」では、高齢であることを理由に入居を拒まない賃貸住宅「すこやか賃貸住宅」を登録し、ネットから検索することができる。連帯保証人を立てられない人向けに「家賃債務保証制度」を整備。入居後は、社会福祉法人のスタッフによる週に一度程度の見守りを受けられる。
福岡市居住支援協議会の「住まいサポートふくおか」は、住まい探しから、入居後の見守りや緊急時対応などの生活支援サービスについて、社会福祉協議会を通して情報提供する。
このように探していくと、自治体にはきめ細やかなサービスが整備されていることが多々ある。住まい探しの際には、転居先にどんな支援があるのか、チェックするところからスタートしよう。
「女性自身」2021年5月4日号 掲載