プロが選ぶ「自分も入りたい」おすすめケアハウス5選
広々とした共用スペースでのリハビリでは、一人の高齢者に複数の介護職による手厚い付き添いがあるが、なかでも元気に入居者の車いすを押す彼女の笑顔は、ひときわ空気を和ませてくれる。
施設長の橋本盾彦さんがジャカルタで面接をし、来日した技能実習生3人が、ここではムードメーカー的な役割を担っているのだ。そして、入居者もまた彼女たちをあたたかく見守っているという。
「うまく理解できない言葉もあるけれど、わからないことは上司だけではなく、入居者さんも教えてくれます。日本に来ることができてよかったです」
【ラポーレ駿河】静岡県静岡市葵区
こちらは豪華ケアハウスの代表格。平成8年の開業ながら古さを感じさせない館内は洗練された印象で、天井の高い食堂は重厚な色調のじゅうたん敷き。管理栄養士監修のもとで提供される食事は、高齢者の栄養バランスに配慮されているだけでなく、朝昼夜の各食が、指定の1時間半の時間内であれば自由に食べられるシステムとなっており、入居者には好評だという。
さらに大浴場は温泉を思わせるしつらえで毎日12〜22時まで入浴が楽しめる。
「入浴も食事も自由度の高い運用となっています」(職員の佐野さん)