くらし情報『退所発表の近藤真彦“長男”育てたジャニーさんの言葉と教育術』

退所発表の近藤真彦“長男”育てたジャニーさんの言葉と教育術

(芸能関係者)

そんな近藤は、これまで本誌でジャニーさんとの思い出をいくつも語ってきた。

デビュー以降、ヒット曲にも恵まれ、瞬く間にスター街道を駆け上がった近藤。そして87年に発表した楽曲『愚か者』でレコード大賞を受賞した。その当時、ジャニーさんも大喜びだったという。

「あの年はすべての賞レースをとってきたのに、レコード大賞だけは無理だと言われていて、ものすごいプレッシャーでした。だから、初めてうちの事務所でレコード大賞が取れたときは、ジャニーさんとメリーさんもとっても喜んでくれましたね。2人ってね、田原(俊彦)くんが賞を取ったときは僕とご飯を食べて、僕が取れたときは田原くんのところに行くんですよ。そういうフォローってすごくありがたかった」(20年12月1日・8日合併号)

■「僕の“二足のわらじ”を認めてもらえたのかな」

近藤は、84年からレーサーとしての活動もスタート。
アーティスト活動との兼業は当時かなり異例のことであったが、そこにはジャニーさんの“教育術”もあったようだ。「(ジャニーさんには)とにかく臨機応変というのを教わりましたね。形にとらわれず、マニュアルにあえて従わず、という柔軟性が大事だと。

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