加給年金、企業年金…コロナ貧乏を救う“ウチのお金”
企業年金は受給の時期に通知があるはずですが、結婚して姓が変わった、引っ越したなどで通知を受け取れない方が多いです。そのため、もらい忘れが約114万6,000件もあるといいます(’20年3月末・企業年金連合会)。
もし心当たりがあれば、働いていた会社か、企業年金連合会にお問い合わせを。老後生活にありがたい埋蔵金を掘り起こせるかもしれませんよ。
【3】年金生活者支援給付金
国民年金の受給者で、一緒に住んでいる人全員が住民税非課税などの条件を満たせば「年金生活者支援給付金」がもらえます。
これは’19年10月、消費税が10%に引き上げられる際に導入された新しい制度です。受給額は年金保険料の納付期間によりますが、最大で毎月約5,000円。これが1人分ですから、夫婦ともに条件をクリアすれば2人で月約1万円。
年間約12万円になります。
該当する方は簡単な請求用紙が届き、名前などを書いて返送する手続きが必要。「手続きをした覚えがない」など不安な方は、年金給付金専用ダイヤル0570-05-4092にお問い合わせを。
「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載