くらし情報『【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】50代の描く夢にのしかかる「両親の介護」』

【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】50代の描く夢にのしかかる「両親の介護」

このまま私の将来は、目の前のことに追われて閉ざされてしまうのでしょうか。現状のやるせない状況と気持ちを打破するために何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。(55歳・女性・自営業)

【回答】

夢と介護の板挟み。お読みしているだけで、胸が苦しくなってくるようです。

たしかに、55歳というのは、これから動ける時間が十二分にあるわけではなく、かといってすべてを諦めるほど残りの時間が短いわけでもなく、なんとも身動きのとりづらい年齢ではあります。

そこで、勝手ながら、ふたつ、チェックポイントをご提案させていただきたいと思います!

チェックポイント(1)「後悔を背負う覚悟で、本当にやりたいことを選んでいるか」

人は、選択肢があればあるほど迷い、あげく選んだものを手にしながら選ばなかったものに思いを馳せる生きもののようです。どのみち後悔するのであれば、せめて納得できる後悔になるよう、自分の心にとことん忠実でありましょう。

チェックポイント(2)「自分が言っていることは、夢を諦めることの言い訳ではないか」
人間の脳は言い訳を考えるのがとても上手で、夢を諦めることを正当化するために、いかにももっともな言い訳を作り出すのが大得意です。

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