くらし情報『熊田曜子の被害報道で考える「DVをされたときに取るべき行動」』

熊田曜子の被害報道で考える「DVをされたときに取るべき行動」

暴力をふるったほうが悪いのは間違いなく、殴ったという夫側を擁護したいという意図はない。そのことを、先に書かせていただきます。

その上で今回の出来事を見てみると、筆者は熊田さんにも違和感を覚える部分があります。それはDV被害者である熊田さんも、見方によっては夫に対して同じ土俵でやり返しているように感じる点です。

例えば夫がご飯に手をつけない。実母からの理不尽なお説教があった。それ自体は当事者として怒る気持ちもわかります。

しかしだからといってそれをSNSにアップし、自身のフォロワー約40万人に暴露することは「妻の仕返し」としてやりすぎではないでしょうか。


当事者同士で話し合いはしていたようですが、「やられたから別の方法でやり返す」では本来の目指すべき解決の道からそれてしまうように思うのです。

ではパートナーからDV被害に合った場合、被害者側はどういった行動を取ればよいのでしょうか。大切なのは以下の3つだと考えます。

・当事者間での解決は困難と知る
・早期に冷静で安全な話し合いの場を設ける
・DVには「認知の歪み」があることを知る

■DVやモラハラの被害を感じたときにできること

以下、それぞれ説明していきます。

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