海老蔵 実家売却で実母と亀裂!「口もきかないほど関係悪化」
希実子さんの父親は事業を手がけていたが、バブル崩壊で破綻。連帯保証人となっていた團十郎さんが、20億円とも言われる借金を背負うこととなったのだ。
「日本一の大名跡・市川宗家を守るため、歌舞伎興行を運営する松竹が動きました。團十郎さん宅の土地と建物を担保にして、借金を肩代わりしたのです。
これによって所有権は松竹のものになりましたが、團十郎さんはそのまま住み続けることができるようになりました。また松竹に借金を完済すれば、権利を返却する約束になっていたそうです」(前出・歌舞伎関係者)
’13年に先代が死去。海老蔵はその後も返済を続け、負債は半分以下になっていたという。だがそんななかで突然、今回の売却騒動が浮上したのだ。
「売却の話を進めたのは、松竹でした。借金をきちんと整理して、海老蔵さんにまっさらな状態で團十郎襲名披露興行に臨んでもらいたいと考えたのです。
もちろん、最終的には海老蔵さんとも話し合ったといいます」(前出・歌舞伎関係者)
だが、この決断を希実子さんは快く思っていなかった。
「先代は、あの家をとても大切にしていました。借金問題のときも『ここを売るくらいなら團十郎を辞める』と言い張ったほどです。