もはやスケジュールではない…著名人の聖火リレー辞退理由に変化の訳
辞退した著名人らが挙げた理由の大半は、「スケジュールの都合」によるものだった。
「大会組織委員会は2月25日に、感染対策を盛り込んだ聖火リレーのガイドラインを発表しました。聖火ランナーは走る2週間前から、『会食や密集する場所への外出を避けること』『体調情報は組織委員会に報告すること』といった要請が出されました。実質的に“隔離”を命ずるような要請は、多忙な著名人にとってハードルが高かったようです」(プロダクション関係者)
■「スケジュールの都合」から変化しつつある辞退理由
そして時が経つにつれ、その理由にも変化がーー。「スケジュールの都合」ではなく、加山のように“コロナ禍による影響”を辞退理由に挙げる著名人が目立ってきたのだ。
3月に聖火ランナーの辞退を発表した黒木瞳(60)は、「自分が走ると沿道で密集した状態を避けるといった感染防止対策が困難になるのではないか」と危惧し、辞退に至った。
4月に辞退を発表したイモトアヤコ(35)も、その理由をインスタグラムで《私が公道をランナーとして走ることで人がたくさん集まってしまうのではないかということがわたしの一番の懸念点です》と綴っていた。