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ミスマガジン2024 読者特別賞の尾茂井奏良が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第41号のグラビアに登場している。尾茂井は2009年3月6日生まれ、広島県出身。ピュアすぎる笑顔で読者の心を掴み、読者特別賞に輝いた。グラビアでは、真っ白なワンピースでの清楚な姿や、美谷間際立つビキニ姿で魅了。自然の中で無邪気な素顔を見せた。
2024年09月13日デッカイ木彫りの虫たちがポポロにやってくる!三原市の離島・小佐木島で暮らしながら創作に取り組む彫刻家・尾身大輔の木彫りの虫作品が、7月26日(金)~8月18日(日)の期間で三原市芸術文化センター ポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)にやってきます!イベント URL 尾身大輔がこれまでに制作した虫の彫刻作品が全て揃っての展示は今回が初めて。大きな作品から小さな作品までお楽しみください!オワタシフナムシ祈りのすがた(トンボ)尾身大輔プロフィール1992年香川県高松市に生まれる2016年広島市立大学大学院 芸術学研究科造形芸術専攻彫刻研究卒業 / 「瀬戸内国際芸術祭2016」(香川)出展2018年 「広島市立大学彫刻専攻教員作品展【彫刻の輪郭】」(広島)出展2021年 「三都半島アートプロジェクト2021」(香川)出展2022年広島市立大学芸術学部彫刻専攻非常勤助教 / 「瀬戸内国際芸術祭2022」(香川)出展2023年(公財)ポエック里海財団 文化芸術・里海環境保護担当 / 小佐木島(三原市鷺浦町)に移住尾身大輔 -空想と虫かご― : 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : 展覧会情報展覧会名:尾身大輔-空想と虫かご-会場:三原市芸術文化センター ポポロ(広島県三原市宮浦2-1-1)開催日時:2024年7月26日(金)~8月18日(日)9:00~20:00 ※会期中無休入場料:無料主催:指定管理者 一般財団法人みはら文化芸術財団後援:三原市関連イベント①空想昆虫の除幕式関連イベント第1弾で子どもたちが描いた空想の虫の絵をもとに、尾身大輔が一体の木彫作品を完成させました。■ 日時: 7月26日 (金) 11:00■ 場所: ポポロホワイエ②缶バッジを作ろう!■ 日時:7月26日(金)14:00~15:008月10日(土)10:00~11:00 / 14:00~15:00■ 場所: ポポロホワイエ■ 参加費: 無料※申込不要、材料がなくなり次第終了③昆虫標本を作ろう!100均グッズを使用して誰でも簡単に作れます。■日時: 7月27日 (土) 13:30~15:30■場所: ポポロリハーサル室■講師: 中坪孝之(広島大学総合博物館 館長)■対象: どなたでも■募集人数: 20名(小学生以下は保護者同伴)■参加費: 500円■協力: 広島大学総合博物館■申し込み: 申し込みは終了しましたアクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)担当:脇電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月26日●ガングロだった女子高生時代「子どもから大人まで世代に関係なく食の楽しさや大切さを伝えていきたい」そう話すのは、“野菜ソムリエCanaco”こと神野佳奈子さん。ABCテレビの通販バラエティ情報番組『TOKIO城島 ほのぼの茂』のコーナー「発見! 全国まるうまグルメ」で全国のご当地食材を使ったレシピを紹介するほか、イチナナライバーとして野菜に関する配信を行うなど、さまざまなメディアで食について発信している。マイナビニュースでは今回、Canacoさんにインタビュー。野菜ソムリエを目指すきっかけとなったガングロ時代のエピソード、『TOKIO城島 ほのぼの茂』に出演して感じたTOKIO・城島茂のすごさなどについて話を聞いた。○■野菜に興味を持った一番のきっかけはガングロなんです――野菜ソムリエとしての活動を始めたきっかけを最初にお伺いできればと思うのですが、かなり壮大だとか。2時間くらい喋れるのですが、今回は5分にまとめさせていただきます(笑)。――取材時間の関係もありますので、大変助かります(笑)!両親が旅行好きで、子どもの頃から47都道府県を色々と回って、野菜の収穫体験をさせてもらっていました。でも、そのときは特に野菜が好きということもなくて、野菜に興味を持った一番のきっかけはガングロなんです。――ガングロ!?そうなんです。私が高校生の頃はガングロブームで、女子高生の5人に1人は肌を黒く焼いていたんじゃないかな? 私も「黒くないと女子高生じゃない!」と思っていました(笑)。夜、歩いてると目と歯しか見えてないくらい本当に真っ黒で、髪の毛も白メッシュを入れていて、毎日池袋にいるような女子高生でした。そんななか、進路を考える時期になって、私は大学に進学したいと思ったのですが、進路担当の先生から「進路を考える前に、まず日焼けをほどほどにしなさい」と言われて。それで、肌を白くするにはどうすればいいんだろうと色々調べていくと、トマトを食べるといいという話を聞いて、ものすごい勢いでミニトマトを食べ始めたんです。でも、1カ月経っても、全然白くならない。なんでだろうと思ってまた調べたら、生のトマトだけを食べててもダメで、あたためたトマトも食べないと効果がないことが分かって。それからトマトを焼いたり、ラーメンに入れたりして食べていると、1カ月で肌が真っ白になったんです! そのおかげか、大学にも合格できました。――すごい! 大学は食に関係する学部に?いえ! 当時はただただ大学に行きたいと思っていて、社会学部に進学しました。でも、自分は大学で何がしたいんだろうと思い始めて……。そんなとき、私は高校生の頃、あんなにも夢中になってトマトのことを調べていたじゃないかと。それがきっかけで、もっと野菜のことを知りたいと思うようになり、大学に行きながら、野菜ソムリエの学校にも半年間通って、資格を取りました。○■「本にしてみませんか?」と声をかけていただいて――まさしくガングロが野菜ソムリエになるきっかけですね。その後はどのようなキャリアを歩むことになるんですか?就職活動中ちょうど、野菜のレストランをこれから始めるという企業を知り、「ここに行くしかない!」と(笑)。それで入社試験を受けて、外食産業の会社に就職しました。当時はまだ野菜ソムリエがあまり知られていなかったのですが、それから野菜ブームが来るんです。コンビニに野菜ジュースが並びはじめ、野菜のレストランも段々と増え、野菜のスイーツが出てきて、畑ブームも来ました。――野菜レストランでは接客もされていたとか。元々人と会うことが好きで、人と会って何かを教えてもらって、それに興味がわいてやりたいと思うことってすごく大切だなと思っていて。女子高生のときも「友だち1,000人作るんだ!」と意気込んでいたので、とにかくいろんな子たちとプリ交換をしていました。当時のプリクラを見ると、全然知らない人もたくさんいて(笑)。●ライブ配信の第一印象「ギャルがいっぱいいると思いました(笑)」――接客業も天職だったんですね(笑)。野菜ソムリエとして個人での活動はどのように始まるんですか?当時、お客さんと交わした野菜についての会話をブログに書いていたんです。「肩こりがひどいんだけど、なんの野菜がいいかな?」「肩こりには春菊がおすすめ」とか、「目の疲れにはナスがおすすめ」とか。そのブログを読んだ方から、「本にしてみませんか?」と声をかけていただいて。でも、副業という言葉もまだないときなので、本を出すなら、会社は辞めないといけません。仕事は楽しくてやりがいを感じていたので、辞めたくなかったんですけど、この先、自分の本を出せる機会なんてないだろうなと思って、本を出すほうの選択肢を選びました。独立してすぐはほとんど仕事がなかったんですけど、女子高生の頃にお世話になっていたマーケティング会社の社長さんから「うちの会社でCanacoちゃんをマネジメントするから、女子高生マーケティングの仕事もしながら、野菜ソムリエとしての活動を増やしていきなよ」と言っていただいて。そのマーケティングの仕事で知り合った方たちからも紹介があって、野菜ソムリエとしての活動も少しずつ増えていきました。○■ライブ配信でも野菜について発信――女子高生の頃の経験がまたしても役に立ったんですね。Canacoさんは現在様々なメディアで活躍しながら、「17LIVE」にも精力的に取り組まれています。配信を始めたのは何かきっかけがあったんですか?コロナ禍に休校中の小学生の生活や学習の習慣づけを支援する、よしお兄さん(小林よしひさ)がMCを務める番組があって、その番組で私は野菜クイズコーナーを担当していたんですけど、その番組を見た方から、「オンラインイベントでも野菜クイズを出してほしい」と声をかけていただいて。すると今度は、Clubhouse(音声SNS)でも野菜のことを話すことになり、リアル、オンライン、音声配信と3つ同時にイベントをやってみましょうとなったんです。でも、同時にいろんな形で発信すると、皆さんそれぞれ視聴環境が違うし、誰にも響かなくなっちゃうなと思ったんですよね。それでメディアを一つに絞ってやってみたいと話したときに、「17LIVE」を勧めてもらいました。――初めてライブ配信をしたときの感想は?ギャルがいっぱいいると思いました(笑)。そんなところにエプロンをした私が出て入って大丈夫かなと心配だったんですけど、誰かが野菜を食べるきっかけになればと、飛び込んでみました。――普段はどんな配信をしているんですか?疲労回復には、アスパラガスの根本部分を食べるのがおすすめと伝えたり、“あしたば”ってどうやって食べたらいいんだろうって気になったときに質問してもらったり。野菜についてちょっとでも気になることがあったときに気軽に遊びに来てもらえるような配信になれば、うれしいなと思っています。――野菜の効能や調理法を調べる人も多いと思うので、配信でそれをリアルタイムで教えてもらえるのは助かりますね。野菜を食べるのがより楽しくなりそうです。文部科学省も食育を推進しているのですが、運動するにも勉強するにも、まずはちゃんと食べないといけません。それくらい“食”って本当に大切なんです。私は春夏秋冬の旬の野菜、47都道府県それぞれのご当地野菜を伝えていきたいと思っているのですが、ライブ配信はピッタリでしたね。全国にリスナーさんがいて、みなさんからも各地の野菜について教えてもらえるんです。●城島茂と牛肉の品評会の話で大盛り上がり○■城島さんは本当に真面目な方――Canacoさんは『TOKIO城島 ほのぼの茂』にも出演されています。城島茂さん、井戸田潤さん、さゆりさん、藤本美貴さんと個性豊かな面々ですよね。そうですね。番組が始まってからもう2年ほど経つのですが、ミキティとは子どもの食事の話をしたり、さゆりさんはご自身もレシピ本を出していらっしゃるので、レシピの話をしたり、楽しく収録させていただいています。城島さんは本当に色々なところに行かれていて、牛肉特集のときは、牛肉の品評会の話で盛り上がりました(笑)。生産者の方も収録にいらっしゃるんですけど、城島さんがあまりにいろいろなことを知ってるので、井戸田さんが「城島さんは生産者側なんですか!?」とツッコミを入れています(笑)。――牛肉の品評会の話で盛り上がれるタレントさんはそういないように思います(笑)。城島さんは本当に真面目な方だなと思いますね。食をテーマにした番組はたくさんあって、出演者の皆さんもすごく勉強されているので、スゴいなと思うんですけど、城島さんは勉強したことというより、経験したことをお話している印象があります。例えば、うずらの卵を特集したときも、本当に「生産者の方ですか!?」ってくらいお話が面白くて(笑)。――城島さんはやはり『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)で身につけたことなんですかね?城島さんがどこで知ったかをお話されることはないんですけど、私も、たぶん井戸田さんも「あっ、これもDASHなのかな」と心の中で思っています(笑)。――番組が長く続くと、レシピ考案も大変そうです。番組で紹介するレシピはどんなふうに考えているんですか?全国の生産者さんたちと一緒に作っている番組なので、日本各地の食材を紹介するのですが、ライブ配信のリスナーさんから教えてもらったこともレシピの参考になっているんです。以前、福岡の明太子を特集したとき、福岡では生の明太子と焼いた明太子を混ぜる人もいるとリスナーさんから教えてもらって、『ほのぼの茂』ではそれを参考にしたレシピを紹介しました。「よくネタが尽きないね」と驚かれることもあるんですけど、47都道府県の旬の食材を追いかけてるし、リスナーさんからもそんなふうに教えてもらえるので、ネタが尽きることは本当にないですね。――最後に、Canacoさんが今後実現したいことを教えていただけますか。一番はやっぱり食育の大切さを伝えることです。日本全国の子ども達に平等に食育の授業を届けるため、年間80~100校の小学校を回っているのですが、赤ちゃんだって生まれた瞬間から何か食べたいし、おばあちゃんちに行くと、大体机の上にお菓子があって「食べる?」と聞いてくれたり(笑)、みんな食べることをずっと考えているんですよね。子どもから大人まで世代に関係なく食の楽しさや大切さを伝えていきたいですし、ライブ配信やテレビ、ラジオなど視聴環境の違う人たち一人ひとりに合った情報を整理して伝えていくのが、私の任務なのかなと思っています。■プロフィール野菜ソムリエCanaco(神野佳奈子)1982年1月14日生まれ。東京都出身。大学在学中に野菜ソムリエの資格を取得。コンビニやメーカーでの野菜を使った食料加工品・菓子などの商品開発、レストランやサラダバーのプロデュースを手がける。これまでに上梓した著者は『大切な人に教えたい野菜の魔法』、『ホイル&ラップ包んで作るおいしいおかず100レシピ』(ブティック社)、『スティックおにぎり』(宝島社)等多数。2022年にライブ配信アプリ「17LIVE」で「かなこりん」の名でライバーとしての活動をスタートさせた。ABCテレビの通販バラエティ情報番組『TOKIO城島 ほのぼの茂』(毎週月曜13:49〜)にレギュラー出演。
2023年08月03日TOKIOの城島茂と国分太一が出演する、ふくしまプライド。の新CM「桃」編、「夏野菜」編が、14日から福島、関東・関西エリア、北海道で順次放送される。新CMでは、城島と国分が福島の大自然を背景に「夏だ! ふくしまウマイぞ!」というセリフと共に全速力で駆け寄りながら登場。「桃」編では、城島が両手に福島県産の桃を手にし、「会いたかったよ! 桃!」と愛おしそうに頬に寄せる。がぶりと丸かじりすると、「ウマイのよ、それしか言えないのよ!」と言い、「農家の皆さん、今年もがんばったね!」と生産者へ労いの言葉を投げかける。一方、「夏野菜」編は「今年もふくしまの夏野菜は絶好調!」と話す国分が、今朝採れたばかりのきゅうりとトマトを頬張り、「きゅうりウマっ! トマトもウマっ! ってか、アマ!」と堪能する。そして、その感動的なおいしさに「お店で出会ったら即買いです!」と思わず声をあげてしまう。また、今秋には松岡昌宏が出演する新CMも公開される予定だ。
2023年07月14日TOKIOの城島茂が出演する、アートネイチャー・増毛の聖地シリーズの新CM「アートネイチャーだけ」編が、17日から放送される。増毛の聖地シリーズの第2弾となる新CM。地名表記から“増毛の聖地”と称される北海道・増毛町を舞台とした前作に続き、新CMでも、“髪多い”という言葉を連想させる神奈川・上大井のキャンプ場を城島が訪れる。上大井という地名に感心するシーンを撮影した城島。カメラが止まったあとも「前回は北海道の増毛町でしたけど、今回の上大井は神奈川県ですか?」と興味津々の様子で、「いろんな地名が出てきますね。前向きなイメージがいいです。ほかにも出てくるのかな~(笑)」と次回作に期待を寄せた。また、モデルと並んで歩くラストシーンでは、「足並みがそろってないと気になるからな~」と念入りに調整。「全員がジャニーズだったら、わざとバラバラに歩いて“味”ってことにできるけど(笑)」とジョークを飛ばす場面も見られたが、本番では見事なウォーキングを披露した。■城島茂インタビュー――撮影を終えた感想をお聞かせください。現場はテンポがよくてチームワークもばっちりで、楽しく撮影できました。――前回は増毛の聖地と呼ばれる北海道・増毛町が舞台でしたが、新CMの舞台となった上大井という地名はご存じでしたか?実は私、この上大井という地名を初めて知りまして……。前回の増毛町も本当にあるのかな? って思ったら本当にあるということで、実際に駅もあって。今回は上大井、申し訳ないんですけど初めて聞いて、全国にいろんな地名があるんだなって勉強になった次第です。――「かみおおい」の地名にちなんで、多くなったら嬉しいものを教えてください。やっぱり「More Hair More Smile」ということで、“笑顔”がたくさん欲しいですね。よくダジャレを言うんですけど、あんまり笑顔をもらえないというか……笑いが起きないので(笑)。「More Smile」ということで(笑顔が)欲しいと思っております。「ダジャレを言うのは誰じゃ!?」……すみません(笑)。――城島さんが親“密度”をアップしたいと思っている人はいますか?TOKIOがCDデビューしたのは1994年なんですけど……来年は2024年で30周年になるんだなって。ということは30周年に向けてメンバー同士、全員で親密度をアップして、いい30年を迎えようと。普段から仲良くしておかなきゃなって思いましたね。――「自分だけができる!」という特技があれば教えてください。(TOKIOの)松岡ですとモノマネとかあるんですけど僕はモノマネもできないので、これといった特技っていうものがないんです。子どもの頃、皆さんできるのかな? と思っていたんですけど……頭皮の自由度が高いといいますか、ジャニーズの中で多分僕だけかと思うんですけど、“手を動かさずに髪が動く”っていう(笑)。(頭皮を動かして髪を揺らす特技を披露しながら)この特技でこの(CMの)仕事をいただいたというわけじゃないんですけども(笑)。お笑い芸人のコロッケさんもこの技できるんですけど、コロッケさん本人に見せたら、「オレ以外にできる人、初めて見た」って言われたので、ジャニーズでは僕だけなのかな?って(笑)。
2023年03月17日TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が12日、都内で行われた「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクトアンバサダー就任発表会」に出席した。沖縄において大規模な国産コーヒー栽培を目指すプロジェクトのPRアンバサダーに就任したTOKIO。同アンバサダーに選出してもらったことに感謝した国分は「前例がないことにチャレンジすることが人にとって大切なことで、それが20年後、30年後、沖縄でコーヒーを作ることが当たり前になってくる。その先頭に立っている人たちのお話を伺えるということは、本当に幸せです」と目を輝かせ、「前例がないことにチャレンジしている人たちのことを、僕らはめちゃくちゃ大好きです」とにっこり。加えて「僕らももしかしたらジャニーズ事務所で前例がないことをいろいろとやってきている気はするんですけど、そういった部分でもそのマインドを現場に行って感じられたことは幸せだなと思っています」と笑顔を見せ、松岡も「私たちも背伸びすることなく、同じラインに立って一緒に経験していくということが、今回、我々がおおせつかったことなのかなと思います」と吐露した。また、これまでさまざまな農業を体験してきたTOKIOだが、コーヒー豆の栽培に関わるのは未経験だそうで、松岡は「この国でコーヒー(栽培)というものあるのかもしれませんが、知りませんし、新しい沖縄の特産品になるかもしれないと言われている沖縄コーヒープロジェクトが最初だと思うので、(沖縄に) 行ってみて楽しいことばかりなんですよね。(コーヒー栽培のことを)知らないので」と胸を躍らせ、「いくつになっても学べるということは楽しいなと改めて思いますね」と声を弾ませた。さらに、3人は沖縄に行ってコーヒーの苗木植えを行ったそうで、感想を聞かれた城島は「コーヒーを育てる上でただ暑いだけじゃダメだという部分も知りましたし、機械を使って植えさせていただくのも初めてだったので、TOKIOもさすがの初体験ということで、新鮮な気持ちで植えさせていただきました」と語り、「その植えた苗木がどれだけ育つんだろうって部分も楽しみで、ワクワクしながら植えさせていただきました」と目を輝かせた。加えて、現地で感じたことをキーワードで発表する企画で"5年"と挙げた国分は「実はコーヒーの栽培には5年の歳月がかかるんです。何が起こるかわからない中で、結果が出るのが5年ということで、いかに沖縄でやっているプロジェクトがすごいことかということを、ちょっと考えるきっかけになってもらえたら嬉しいなと思っています。私たちもそこをしっかりと伝えていきたいと思います」と言葉に力を込め、「ただ、生産者さんはそこをポジティブに考えながら楽しんで栽培しているので、いろんなことを勉強されてきている方たちなんだなって感じていますね。ぜひみなさん、5年かかるということを、コーヒーを飲むときに思い出していただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
2022年10月12日TOKIOの城島茂が出演する、アートネイチャーの新CM「増毛町」編が、1日から放送される。新CMでは、レポート役の城島が“増毛の聖地”と称される北海道・増毛町を訪問。「髪が増えそうな町やな~」と町名に興味を示していると、出会った町民が“1,000本増毛”していることを明かし、城島は彼の毛髪の自然な雰囲気に驚かされる。撮影では、「増毛町(ましけちょう)」という地名を聞き、「本当にあるんですか? どの辺りですか?」と興味津々の様子の城島。全国各地を飛び回っている城島も、知らなかった地名に驚き、撮影終了後には「街の風景、駅の雰囲気とかも一度見てみたい」と話した。また、レポーター役でありながら特別な設定はなかったため、本人として出演してほしいと監督から指示を受けると、自然な演技を披露。しかし、インタビューが失敗するシーンでは、コントのようなリアクションを見せる場面もあった。■城島茂インタビュー――撮影を振り返っての感想と、新 TVCM の見どころをお聞かせてください。実際に増毛された方と撮影をご一緒したんですけど、本当にすごく自然な仕上がりで驚きました! CMでは「実は増毛してるんです」と打ち明けられるシーンがあるんですけど、そこが見どころじゃないかと。私はお芝居じゃなく本気で驚いていますので、そのリアクションも確認していただければと思います。――新CMの舞台となった北海道の「増毛町」をご存知でしたか?今回の撮影で初めて知りました。最初は撮影のための架空の町で、「ぞうもうちょう」って読むのかと思ったんですけど、本当に実在する町だと聞いて驚きました。“増毛の聖地”にもなってると聞いてちょっと驚いたんです。廃線になってるらしいんですけど、「増毛」っていう駅もあるということで……ボクらTOKIOも全国いろんなところを回って日本一周くらいしてるんですけど、さすがに知らなかったですね~。――「増毛町」を舞台としたCMと聞いた時、どう思われましたか?アートネイチャーさんのCMとリンクしてて、言葉のイメージもそうですけど、こうして撮影できるのは本当にありがたいことだと思いました。いろんな町の線路や駅もそうなんですけど、残念ながら廃線っていうことで今は使われていないのかもしれませんけど、やっぱりいろんな方々の思い出とか、訪れる方々の思いもあると思いますので、街の風景、駅の雰囲気とかも一度見てみたいと思いますね。――最近「実は〇〇した」ことを教えてください。実は最近……“ある方”にプレゼントを買いました。どういうことかと言いますと、実はこの撮影する日がうちのメンバーの国分太一の誕生日なんですよ。で、前もって彼へのプレゼントを買ったっていうことなんです。まだ渡してないんですけど。来週みんな揃うので、そこで渡そうかな、と。付き合い長いですから、そんな大そうなものをあげるわけじゃないんですけど……彼の好きなキャンプ系のグッズを、サラッと買ってみたんですけどね(笑)。――“増毛”にちなんで、“今年増やしたいもの”を教えてください。今年増やしたいのは……本当にずっと思ってるんですけど、“人との縁”や“つながり”っていうのは増やしていきたいな~って。TOKIOとしていろんなことをやらせていただいて、いろんな方々と出会わせていただいて、いろんなことを教えていただいて今に至るので、もっともっといろんな方々と出会って“縁”っていうものを、“人とのつながり”を増やしていけたらと思っています。そこがボクらのいちばん大事にしたいところなので。(一年半前に)会社を立ち上げたことによって、普通のタレント活動ではなかなか出会えない方々と会う機会が増えました。今日はCMの撮影ですけど、その裏側では僕らよりも前にスタンバイして、終わってからも片付け作業をする方がいます。そういうことを考えると、「みんなでものを作ってるんやな」っていう感じがするので、今回のアートネイチャーの新CMは出てる人間以外にも、ものづくりの人たちが関わっていることを少しでも感じていただけたらと思います。――城島さんの近況を教えてください。自分が生まれる前からアートネイチャーさんの会社があるわけですから……本当に敬意の念を感じざるを得ません。私は50代に入ってから株式会社 TOKIOを立ち上げたということが大きかったんじゃないかと思います。メンバー全員が“アラフィフ”って呼ばれる世代ですから、「この年からまた新しいことを始めるのは、なんかワクワクするね」って言いながら、50代みんなで頑張っていこうっていう気持ちで会社を立ち上げたんですけど。そういう部分で、自分たちの中でも新しいこと始めたっていう気持ちもありましたし、アイドルグループって言っていいのか……まあアラフィフですけど(笑)、TOKIOのリーダーとしても頑張っていきたいと思っています。
2022年10月01日TOKIOの城島茂が14日、都内で行われた「ふくしまプライド。」新CM発表会にクリエーターの箭内道彦とともに出席した。福島県では、東日本大震災以降、県産農林水産物のおいしさや魅力、安全性について情報発信の取組を強化。その一環として、平成24年度よりCMへの出演に TOKIOを起用し、「ふくしまプライド。」をキャッチフレーズにしたテレビCMやグラフィック広告を制作、オンエア・掲出している。11年目を迎えた今年も新CMが制作され、イベント翌日の15日から全国で順次放映をスタート。新CMは松岡昌宏出演の「産地のきもち・桃」編、国分太一が出演した「産地のきもち・夏野菜」編、城島茂が登場する「産地のきもち・水産物」編があり、それぞれが生産者の本音に耳を傾けながら"産地のきもち"を発信するというストーリーだ。新CMは福島県出身の箭内道彦が監督を担当している。城島が出演したCMは、福島県郡山市にある寿司店で撮影したそうで、「これだったら場所が都内でも分かりませんが、そこは実際に郡山市にある地元の皆さんも愛されている場所で撮影することに意味があると思いました。そして生産者の皆さんも揃って地元でやることが映像からにじみ出る"産地のきもち"も含め、あの場所じゃなかったら出来なかったんじゃなかなと思います」と福島で撮影することの大切さを実感したという。福島には度々訪れている城島は「僕たちはロケでよく行くんですが、仕事で行くという感じではなく、様子を見に行ったり帰るとか戻るとか、そういう思いがあります。『第2のホーム』とTOKIOは言っていますが、"産地のきもち"を皆さんに届ければいいなと思っています」としみじみと語った。イベントの中盤ではCMに出演した福島の生産者も登場。「水産物」編で共演した柴田康寛さんについて城島は「柴田さんがこの出で立ちですからタレントより目立たないでよ! と思うような感じで撮影しました(笑)」と笑いを誘い、「福島のプライドをサラッとした感じで表現していました。ジャニーズと言えども勉強になりましたね」と生産者の演技を絶賛。最後に「20年以上前にメンバー全員で福島の地に足を踏み入れ、色んなことを教わりながら成長させていただきました。2011年に色々あってTOKIOも何かか出来ないかということでさり気なくやってきました。我々TOKIOも色んなことがありましたが、福島の皆さんが僕たちの背中を押してくださりました。福島県には脚を向けて寝られないと思いながら生きています。今後も"生産者のきもち"に寄り添い、全国の皆さんに福島の生産物を届けていくお手伝いが出来たらと思っています」と意気込みを語っていた。
2022年07月14日株式会社TOKIOの社長・城島茂が20日、都内で行われたインクリメントP株式会社 社名変更・新事業発表記者会見に出席し、「自分たちは5人から3人になりましたが、それでも続けていこうと起業しました。前を向いて歩いていこうという思いはみんな一緒だと思う」と未来に意欲を見せていた。2022年1月20日に、インクリメントPからジオテクノロジーズ株式会社に社名変更。代表取締役社長CEOの杉原博茂氏は「メタバースの世界を牽引するESGカンパニーとして新たな成長ステージに」と期待を口にしていたが、そんな杉原社長が活動にシンパシーを感じていたのがTOKIOだったという。2020年7月に設立された株式会社TOKIOの取締役社長に就任した城島。2021年4月には福島県庁企画調整部企画調整課内に同社と市町村や各種団体など関係機関との橋渡し役の窓口として企画実現をサポートする仮想組織としての「TOKIO課」が設置されるなど、幅広い活動を繰り広げているが、杉原社長の熱意に城島は「故郷も一緒、東北での活動など共通点が多い」と不思議な縁を感じているという。さらに城島は「自分たちはタレントとして福島で田植えなどを20年以上やらせてもらっていますが、師匠から教えてもらったことを後輩たちに繋いでいっている。古き良き日本の知恵や技術、思いを、僕はTOKIOのリーダーとして、社長としてこれからも繋いでいきたい」と未来に思いを馳せると「自分も親なので、子供にもしっかり伝えていきたいです」と語っていた。また、さまざまな技術によって、未来の生活を予測できるという杉原社長の言葉に「子供がもうすぐ2歳になるので、どこに保育園ができるのか……みたいな情報が分かるのはとてもいいですね」と笑顔を見せた城島は、「自分たちは5人から3人になりましたが、それでも続けていこうと起業し、新しいものを作っていこうとしています。どの企業も前を向いて歩いていこうという思いは一緒だと思います」と力強く未来を見つめていた。会見にはモデレーターとしてキャスターの小谷真生子も参加した。
2022年01月20日嵐・二宮和也、なにわ男子・西畑大吾、TOKIO・城島茂が出演する、日清オイリオ・鮮度のオイルシリーズの新CM4編が、21日より放送される。新CMでは、これまでCMキャラクターを務めてきた二宮と西畑に加えて、過去に日清オイリオのCMに出演した経験もある城島も出演し、ジャニーズ3世代が集結した。ごま油「追いがけ、味変、ごま油」編、BOSCO「はじめにオリーブオイル」編は二宮と西畑が、アマニ油「オメガ3摂るなら」編、有機えごま油「愛してます」編には、二宮と城島が出演している。二宮と西畑が出演するごま油とオリーブオイルのCMは、料理を食べたときの表情を通じておいしさを伝える内容。監督の「食べてもらいましょう」に満面の笑みを見せ、カットがかかった後も撮影を忘れたかのように料理を楽しんでいた。また、「ごま油×あんぱん」という意外な組み合わせに思わず「えー!」と声を漏らした西畑だったが、一口食べると「超おいしい。これすごいな……」「革命的にうまい!」と驚いた様子でスタッフにグッドサインを出した。二宮と城島の撮影では、久しぶりの同CM撮影に挑んだ城島が「二宮くんのCM、見てたから!」と言うと、「僕も城島さんのCM見てましたから!」「(城島さんは)オイル界のレジェンドですからね!」と声を掛け合う姿が。本番では城島が「クセがないから、“えごま3”が……」と“えごま油”と“オメガ3”の言葉が合体してしまうハプニングもあったが、終始和やかなムードで撮影が進んだ。撮影以外では、世代の枠を超えての交流も。城島が「誰よりもオイルに対する“愛”は負けていません!」と胸を張ると、西畑は「いや、僕の方がオイルを愛していますよ! 家でもほとんど毎日、キムチにオイルをかけて食べています」と対抗し、二宮も「僕も揚げたり、(オイルを)かけたりしてますし、得意中の得意! おまけに、CMの中でも『有機えごま油』のことを“愛してます”って言ってますからね!」とアピールするなど、互いに“オイル愛”を競い合っていた。
2021年10月20日TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が出演する「ネスカフェ ゴールドブレンド」新TVCMが、4日より全国で放送される(ブランドサイトでは、1日より公開)。「ネスカフェ ゴールドブレンド」レギュラーソリュブルコーヒーは9月1日に全面刷新し、上質な香りとすっきりとした後味を実現。ネスレ日本では、「自分の好きな活動を楽しみながら、その結果として社会や周りの人びとにポジティブな影響を与える活動を行っている人」を“違いをつくる人”とし、株式会社TOKIOの事業コンセプトに「なんでもつくろう!」を掲げるTOKIOをCMに起用した。3人は、“違いをつくる人”として新TVCM「スターロースティング製法」篇、「違いをつくる人の」篇に出演する。新CMは、10年ぶりの復活となる「ダバダ」のフレーズでお馴染みのCMソング「目覚め」と共に、TOKIOメンバーのキャラクターが活きる設定とストーリーが見どころ。ロッジでの団らんや焚き火を囲むシーン、農作業に汗を流す表情など、「違いをつくる人の」を表す世界観と共に、「ネスカフェ ゴールドブレンド」の魅力を伝える映像に仕上がっている。3人は打ち合わせの段階から和気あいあい。穏やかな光が差し込むムードのあるロッジでゆったりとテーブルを囲み、静かにカメラが回りはじめると、自然な雰囲気でコーヒーカップを口元に近づけ、それぞれに「ネスカフェ ゴールドブレンド」の香りを楽しんでいた。監督がカットの合図を入れると、城島は「あと味すっきりやね~」と目を細め、国分も「本当に美味しいなぁ」と、まるでプライベートのブレイクタイムを楽しむようにコーヒーを味わっていた。三者三様、TOKIOのメンバーそれぞれの個性を引き出しながら展開するストーリーの中でも、城島のキャラクターは際立っており、「スターロースティング製法」篇で国分と松岡の問いかけに対し、「おかわり」や「いや、味わってる」と、やや的はずれ的に答える場面では、1カット撮り終えるたびにクスクスと笑いが起きるなど和やかなムードで撮影が進んだ。セッティング変更に伴う待機時間でも、国分と松岡が日常的な話題で会話を楽しんでいるところに、聞き役の城島がポツリと合いの手を入れるなど、撮影現場で過ごす3人の姿は常に自然で演出と現実の境目がなかったという。1日、都内で行われた新TVCM記者発表会に3人そろって出席。かっこいい大人の人が出演しているイメージの「ネスカフェ ゴールドブレンド」のCMに起用されたことに驚いたと言い、「うれしい気持ちでいっぱい」「感無量です」「感謝しています」などを心境を語った。
2021年10月01日コロナ対策の指針を示してきた政府分科会の尾身茂会長(72)。ときには強い口調で各病院にコロナ患者の受け入れ拡大を求めてきたが、自分が理事長を務める組織では――。「うちの病院には、今年4月から常勤の内科医が一人もいないんです。定年間近の非常勤医師と、研修医が交代で回してきました。その研修医も、もうすぐいなくなります。こんな状態で、どうやってコロナ患者を受け入れるんでしょうか。不安しかありません」そう話すのは、9月末から50床のコロナ専門病院になることが決定した東京城東病院(東京都江東区)で働く看護師のAさん。東京城東病院は、政府分科会の尾身会長が理事長を務める地域医療機能推進機構(以下、JCHO)傘下の病院のひとつだ。JCHOとは、全国に57の病院と26の介護老人保健施設などを持つ、厚生労働省が所管の独立行政法人。’20年度には300億円を超える巨額の補助金が投入されている。「JCHOの財務諸表を見ると、少なくとも230億円以上がコロナ対策関連の補助金とみられます」そう指摘するのは、医療ガバナンス研究所の理事長で、内科医の上昌広さんだ。コロナ専用病床を1床確保すると、病床の種類に応じて1日あたり7万1,000~43万6,000円の補助金が、患者が入院しているか否かにかかわらず支給される(重点医療機関の場合)。ほかにも、重症患者向け病床を確保すると、1床あたり1,950万円の補助金が払われるなどの制度もある。8月24日時点で、JCHOは傘下の全病院で870床、都内の5病院だけで187床のコロナ専用病床を確保。結果、補助金が230億円以上まで積みあがったようなのだが……。都内の自宅待機者がピークの2万6,000人を超えた8月末時点で、JCHOの都内コロナ対応病院のうち「3~5割が空床」だったことが、「AERA dot.」の報道で明らかになった。報道に対して、JCHO側は、コロナが急拡大したことで、一時的な“人手不足”に陥ったと弁明している。■「傘下の看護学校もつぎつぎ閉鎖して」だが、本誌が取材を進めると、人手不足は慢性的かつ“意図的”なものだったという声が出てきた。前出のAさんはこう語る。「4月に内科医がゼロになった後も、『(足りているから)大丈夫』といって、新たな医師を入れようともしませんでした。看護師の求人は出していますが、形だけ。実際には、看護師が辞めるなどして欠員が出ないと、いくら手が足りず、現場が疲弊していても、採用してくれません」JCHO労働組合の書記長の大島賢さんは、「人手不足は関連病院全体に広がっていた」と語る。その裏には、「極端に黒字化を目指す幹部の指示がある」という。「JCHOの幹部のほとんどが、厚労省や国立病院からの天下りで、赤字を出さないことを至上命題として人件費を削り続けてきました。全体で職員の上限数を決め、コロナ病床を回すために人手が必要になっても、新たに雇わずコロナを診ていない病院や病棟から補充しろ、と。でも、ふだんからギリギリの人数で回しているので、引き抜かれた側の病院スタッフは、休みもろくにとれなくなる」そのうえ、不採算部門をどんどん切り捨てているという。「JCHOは6つの看護学校を経営していますが、うち2つは今年度で廃止が決定。卒業生の多くはJCHOの病院に就職するので、看護師確保も難しくなります。しかし医療費と病床削減は国の方針でもあるので、JCHOは病床を減らして対応するようです。JCHOは感染症や周産期、救急など“不採算部門”を診る役割を担った公的病院です。『もうからないから削ります』は、許されないのですが……」(大島さん)
2021年09月30日政府分科会の尾身茂会長(72)が理事長を務める地域医療機能推進機構(以下、JCHO)。JCHOとは、全国に57の病院と26の介護老人保健施設などを持つ、厚生労働省が所管の独立行政法人。’20年度には300億円を超える巨額の補助金が投入されている。「JCHOの財務諸表を見ると、少なくとも230億円以上がコロナ対策関連の補助金とみられます」そう話すのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さんだ。上さんは補助金が「適切に使用されなかった」と指摘する。「’20年度、JCHOに払われた補助金の額は、コロナの影響で前年度の約12倍に増えました。ところが現場スタッフの人件費は、今年度が約187億円と昨年度に比べてわずか2億円程度しか増加していません。つまりコロナ対応の人件費にあてられていないんです」では、巨額の補助金は、どこに消えたのか。上さんはこう続ける。「JCHOの医業収入は前年度比で12億円しか増えていないのに対して、補助金収益が198億円も増えました。そして、有価証券の取得に130億円があてられているのです。つまり、もらった補助金の大部分をコロナ対策に使わず、“温存した”と見られても仕方がない。JCHOのトップであり、かつ政府のコロナ対策の指揮を執る尾身さんの役割は、医師や看護師を確保して、自宅放置されているコロナ患者の命を救うことだったはず。JCHOは公的病院なので、民間が患者を受け入れないのとはワケが違う。あきらかな怠慢です」尾身会長は8月下旬、厚労委員会で「野戦病院を早急に作って対応すべき」などと発言。だが、自分が理事長を務める組織の傘下病院は機能不全に陥っていた。JCHO労働組合の書記長の大島賢さんは、次のように語る。「尾身さんも本部も、ただのお飾りで現場のことなんてまったく見ていません。備品の調達すら本部では行わず、各病院に丸投げです。そのせいで、少し前まで医療用手袋さえ切らしていて、台所用のような市販のゴム手袋で患者の対応に当たっていた現場もあったと聞いています」各地のJCHOで働く医療従事者からは、「サージカルマスクがいつまで1日1枚なのか?」「黒字なんだから、疲弊している全スタッフに慰労金を支給してほしい」などの声が上がっているという。現場が疲弊している一方、JCHOの経営陣は左うちわのようだ。「役員報酬の規定」によると、理事長である尾身氏の年俸は2,262万8,000円。そのほかの理事の年俸も1,500万円レベル。JCHO側に、“なぜコロナ患者の受け入れが進まないのか”、“補助金が人件費に使用されていないのはなぜか”と質問状を送ったが、「個別のご質問にはお答えしかねます」という返答だった。懸念される感染の再拡大に備え、尾身理事長には年俸ぶんのリーダーシップくらいは発揮してほしい。
2021年09月30日政府内に設置されている『新型コロナウイルス感染症対策分科会』の、尾身茂会長。刻一刻と変わる感染状況に合わせ、政府に感染対策として行うべき提言を行っています。そんな尾身会長が、2021年8月30日、Instagramを開設。投稿した画像に写っていた、尾身会長の姿が話題を呼んでいます。尾身会長のTシャツには…尾身会長は今回、Instagramを開設した理由についてこのようにつづっています。新型コロナの対策にあたっている専門家チームのリーダーをしています。皆さんの知恵や工夫、意見を参考にさせてほしいと思い、「コロナ専門家有志の会」の一員としてInstagramを始めました!フォロー・シェア・質問などよろしくお願いします!omi.shigeruーより引用尾身会長は、政府から感染対策を取るよう呼びかけられている国民から、じかに意見をもらって今後の対策に活かしたいのでしょう。投稿した写真に写る尾身会長は、白いTシャツを着用。そのTシャツには…。 この投稿をInstagramで見る 尾身茂(おみ しげる)(@omi.shigeru)がシェアした投稿 Tシャツには、『#ねえねえ尾身さん』という、検索時に使うハッシュタグが書かれていました!Instagramの利用者がこのハッシュタグを使うことで、尾身会長に新型コロナウイルス感染症や感染対策について質問することができます。「ねえねえ」と呼びかけるような、親しみを感じられるハッシュタグなので、気軽に尾身会長に質問できそうですよね。尾身会長が着ていたTシャツに、多くの人が反応しました。・尾身会長の優しそうな人柄が伝わりますね!・お茶目なTシャツを着ていて、かわいいと思います。・普段スーツ姿の尾身会長が、Tシャツを着ているのが見慣れなかったので、思わず画面を拡大してしまいました…。早速『#ねえねえ尾身さん』を使った人からは、こうした意見が挙がっていました。・子供が毎日、不安を抱きながら登校しているので、自由にオンライン学習ができる社会になってほしいです。・現在の対策を終わらせる出口戦略や、収束の具体的道筋を示していくことが大切だと思いますよ。これまで政府に届かなかった国民の声も、尾身会長を通して政府に伝わることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月02日創業50年の歴史を感じられる檜のカウンター席油で揚げるのに適した質やサイズにこだわった天ぷら名職人の先代に直接伝授された技で伝統の味を守る創業50年の歴史を感じられる檜のカウンター席カウンター席の目の前で店主が一つずつ天ぷらを揚げてくれる赤坂駅から徒歩2分。古き良き天ぷら料理を楽しめる、創業50年の老舗天ぷら専門店【天茂】。店内の檜のカウンター席や柱などの設えは、オープン当時のものを使用し続けています。伝統の味を受け継いだ女性店主が丁寧に揚げる天ぷらのファンは多く、カウンター席はいつも常連客で賑わっています。昔ながらの天ぷらの味に出合うことができる【天茂】の先代は、銀座【天一】で修行し、昭和39年に赤坂で独立しました。現在のビルに移転してから約40年の時を経た店内は、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。天ぷらの食材はオーソドックスなものが中心。伝統の味を守るために、定番の食材を使い続けることにこだわっています。油で揚げるのに適した質やサイズにこだわった天ぷら天ぷらの素材には、先代からつき合いのある信頼できる業者から仕入れる魚や野菜を使用。クオリティの高い食材の中から、油で揚げるのに最適な質やサイズを選んで仕入れています。気軽に楽しめるランチでは『天丼』や『かき揚げ丼』が好評で、夜の「おまかせコース」なら天ぷらを贅沢に堪能できます。今回は、夜の「おまかせコース」のメニューを3つご紹介します!『海老』『海老』さばきたての活車海老を天ぷらにした一品【天茂】では、新鮮な生きた車海老を天ぷらに使用します。目を離せば跳び回るような活きのいい車海老を手早くさばき、衣をまとわせてサッと揚げます。揚げたての車海老は、プリッとした身とカリッとした頭に分けられているので、それぞれの食感を堪能できます。『穴子』『穴子』一本ずつ丁寧に揚げられている穴子の天ぷらは、一本まるごと衣をつけて油に入れます。サクサクに揚がった衣を切ると、みずみずしい白身がのぞきます。ホクホクの穴子の身は柔らかく、職人の技が光る絶妙な仕上がりに。揚げ油は食感を大切にするために、風味豊かな胡麻油をベースに綿実油をブレンド。高温でカラリと揚げられる工夫が施されています。『天茶漬け』『天茶漬け』かき揚げをあっさりとした茶漬けでいただく夜の「おまかせコース」の締め料理には、かき揚げをのせた『天茶漬け』か『天丼』を選べます。特に『天茶漬け』が人気で、締めにふさわしいあっさりとした風味を楽しめるでしょう。揚げたての天ぷらを楽しめる「おまかせコース」なら、最後の一品までこだわりの天ぷら料理を味わえます。名職人の先代に直接伝授された技で伝統の味を守る2代目を受け継ぎ、伝統の味を守る高畑さん【天茂】を創業した先代の父が天ぷらの名職人だったことから、2代目を受け継ぐことになった店主の高畑さん。おいしい天ぷらを揚げるための技を先代から直接伝授され、伝統の味を守り続けています。先代の味と細やかな技術に加え、気持ちを込めて仕事に励む姿勢が多くの常連客を魅了しています。昔ながらの天ぷら専門店【天茂】。先代から伝統の味を受け継いだ女性店主が、厳選した旬食材の天ぷらを丁寧に揚げてくれます。風情ある落ち着いた雰囲気の店内でいただく天ぷらは格別の味わいでしょう。「おまかせコース」で天ぷらを存分に堪能してみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:高畑粧由里さん1964年生まれ、東京都出身。中高一貫校の教師をしていた30歳の時に先代の父・倉茂富夫さんが病気になり、夜は助手として【天茂】の揚げ場に立ち始める。その後、店を継ぐために約2年半にわたり直接指導を仰ぎ、33歳で2代目に就任。天茂【エリア】赤坂【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1400円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】赤坂駅 徒歩2分
2021年08月09日「尾身先生に連絡が十分にいかなかったのは横のつながりが悪かった。反省している」8月5日の参院厚労委員会で、こう述べたのは田村憲久厚生労働相(56)。政府が8月2日に打ち出した新型コロナ患者の新たな療養方針について、政府分科会の尾身茂会長(72)には“知らされていなかった”事実が明るみになったことを受けての釈明だ。「菅義偉首相(72)は『重症患者や重症化リスクの高い人以外は自宅療養』と表明しましたが、詳しい入院基準は示しませんでした。そのことから『中等症患者も自宅療養になるのでは』と、与野党や医療関係者から撤回を求める声が上がりました。また田村厚労相も3日の会見で中等症患者について『場合によっては在宅で酸素吸入することもありえる』と発言し、混乱を招きました」(全国紙記者)尾身会長は4日の衆院厚生労働委員会の閉会中審査で、「政府とは毎日のように色んなことで相談、連絡、協議しているが、この件に関しては特に相談、議論したことはない」とコメント。いっぽう田村厚労相は、立憲民主党の早稲田夕季衆院議員(62)から療養方針を専門家に相談しなかったことについて問われると「政府は我々です。政府が決める話」「病床のオペレーションの話なので、これに関しては政府で決めている」と息を巻いて強調。つまり、療養方針は“政府の独断”だったというのだ。「田村厚労相は答弁の中で、『官邸で病院団体や看護協会とも話をした』とも述べていました。ですが問い詰められても、具体的な人物や団体名などを明かすことはしませんでした」(前出・全国紙記者)大きな反発を受けて厚労省は5日、自治体向けの説明資料を「入院は重症患者、中等症患者で酸素投与が必要な者、投与が必要でなくても重症化リスクがある者に重点化」と明確化。実質的に修正したかたちとなった。「政府で決めた」と強調し尾身会長へは“連絡不足”とは、言い訳のようにも聞こえるがーー。ネット上では田村厚労相に対して、厳しい声が相次いでいる。《「毎日のように連絡を取ってきた」とこれまで説明しているのに「横のつながり悪くて連絡十分にいかない」って単純に面倒な時は外してるだけでしょう?どうやって尾身氏を外して決定できんのよ。おかしすぎるでしょうが》《連絡って……分かってない。相談、意見聴取をすべきなのに、すり替えている》《する気なかったくせに。連絡すればいいって問題でもないしな。政治家の思い付きじゃなく、相談してきちんと専門家の知識のもとに判断してくれないか》《わざとでは?と発言全てを勘ぐりたくなる現政権》
2021年08月06日6月9日、加山雄三(84)が東京五輪の聖火ランナーを辞退したことが発表された。今月28日に神奈川県藤沢市内を走る予定だった加山だが、オフィシャルサイトを通じて辞退を決めた思いを明かしている。《僕はスポーツが大好きです》と切り出し、64年に開催された東京五輪では黒澤明監督の映画『赤ひげ』を撮影していたことから、《観戦したり応援することがほとんど出来ず悔しい思いをしました》と振り返った加山。《今回の東京オリンピックこそ、心から応援し、また自らも盛り上げたい気持ちでいっぱいでした》と綴るも、《しかしながら今改めてこの世界の状況を見た時、手放しに開催を喜ぶことが僕は出来ません》とコメント。続けて《一度はお引き受けをした聖火ランナーですが、そして直前になってしまいましたが、勇気を持って僕は辞退いたします。今は、することもやめることも勇気が必要だと思います》と、その決意を記している。「ひとつの夢」だったという聖火ランナーを、コロナ禍による深刻な世情を理由に辞退した加山。さかのぼると今年2月から、藤井聡太二冠(18)や五木ひろし(73)、常盤貴子(49)など多くの著名人らが相次いで聖火ランナーの辞退を発表。辞退した著名人らが挙げた理由の大半は、「スケジュールの都合」によるものだった。「大会組織委員会は2月25日に、感染対策を盛り込んだ聖火リレーのガイドラインを発表しました。聖火ランナーは走る2週間前から、『会食や密集する場所への外出を避けること』『体調情報は組織委員会に報告すること』といった要請が出されました。実質的に“隔離”を命ずるような要請は、多忙な著名人にとってハードルが高かったようです」(プロダクション関係者)■「スケジュールの都合」から変化しつつある辞退理由そして時が経つにつれ、その理由にも変化がーー。「スケジュールの都合」ではなく、加山のように“コロナ禍による影響”を辞退理由に挙げる著名人が目立ってきたのだ。3月に聖火ランナーの辞退を発表した黒木瞳(60)は、「自分が走ると沿道で密集した状態を避けるといった感染防止対策が困難になるのではないか」と危惧し、辞退に至った。4月に辞退を発表したイモトアヤコ(35)も、その理由をインスタグラムで《私が公道をランナーとして走ることで人がたくさん集まってしまうのではないかということがわたしの一番の懸念点です》と綴っていた。今月4日に岩手県の聖火ランナー辞退を発表したばかりの、のん(27)も「岩手に行くことで、不安とご心配をおかけしてしまうとしたら、本意ではありません」とコメントしていた。現在、福島県を除いた東北5県を走っている聖火リレー。しかし青森県ではむつ市や三沢市など10市町村で中止になるなど、当初の予定を変更するケースが各地で相次いでいる。大会組織委員会が「安心・安全」を謳ういっぽう、「絶対大丈夫」と言い切れる確証はない。「どの地域も感染防止策に気を配っていますが、聖火リレー関係者の感染も報告されています。またランナーが通る瞬間は沿道が密状態になりやすく、ソーシャルディスタンスは観覧者の“良心頼み”。加山さんは宣言解除後に走る予定でしたが、感染者のリバウンドも懸念されています。さらに五輪開催まで50日を切った段階で、政府分科会の尾身茂会長が『普通はやらない』と警鐘を鳴らしてほど。そんな状況で走ったことでむしろマイナスイメージがついてしまうことを、著名人サイドも懸念した上での辞退なのでしょう」(全国紙記者)
2021年06月10日かつて総務大臣を務めた実業家の竹中平蔵氏(70)が6月6日に放送された『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)に出演。政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長(71)に対して「越権行為だ」との批判をした。しかし、ネットでは「どの口がいうのか」などの厳しい声が相次いでいる。尾身会長は4日の国会で、東京オリンピック・パラリンピックについて「本来はパンデミックのなかで開催するということが普通でない」「開催するのであれば、政府もオリンピック委員会も厳しい責任を果たすべき」などと発言。さらに“大会を開いた場合の感染リスクなどについて提言を示す”とも明らかにしていた。そんな尾身会長の言動に対し、竹中氏は番組で「明らかに越権」とコメント。さらに「オリンピックというのは世界のイベントなんですよ」「日本の国内事情で世界のイベントを『やめます』と言うことはあってはいけない」と持論を展開した。『精選版 日本国語大辞典』によると「越権」とは「許容されている権限を越えて、他のことに立ち入ること」を指す。「しかし竹中氏こそ政府への癒着ぶりとともに、『越権では?』と兼ねてから疑問視されてきました。東京オリンピックでも五輪事業に派遣を頼む際、竹中氏が会長を務めるパソナグループと契約しなければならないという独占状態が国会で指摘されています。そして、その五輪派遣では“ピンハネ疑惑”も一部メディアによって報じられているんです」(全国紙記者)そのため、ネットでは竹中氏にこんな声が上がっている。《尾身会長が「五輪の中止」を“決定”したら「越権」ですが、「公衆衛生・感染防止の観点から五輪を中止した方が良い」等と発言するのは、別に越権でもなんでもありません》《分科会の尾身会長は感染症の専門家としての発言!部外者の竹中氏こそ「越権」発言はそれこそ越権では?》《越権てブーメランが盛大過ぎて》《どの口が言ってんだ》番組ではパネラーの山口もえ(43)が「国民は我慢してるんです」というと、「我慢しなきゃ仕方ない。それだったらコロナ菌に怒ればいいじゃない」とも語った竹中氏。しかしウイルスより、世論は彼にこそ“伝えたいこと”があるのでは?
2021年06月08日菅義偉首相(72)が6月4日、東京オリンピック・パラリンピックを開催する目的などについてコメントした。しかし、その内容に厳しい声が相次いでいる。先月28日の記者会見で質問できなかった報道機関が寄せた質問に文書で回答した菅首相。時事通信によると、改めて“オリンピックの目的”を尋ねた質問に対して、菅首相は書面で「世界最大の平和の祭典であり、国際的な相互理解や友好関係を増進させるものだ」と回答。さらにこう続けた。「安全、安心な大会を実現することにより、希望と勇気を世界中にお届けできるものと考えている」菅首相は「国民の命と健康を守っていくのが開催の前提」ともつづったという。しかしその前日、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は国会で『パンデミックのなか、オリンピックを開催することは普通ではない』と指摘している。「尾身会長は『開催するなら、主催者であるIOCや政府には強い覚悟が必要だ』と釘を刺しています。つまり、感染症の専門家が“安全な大会の実現”を疑問視したわけです。開催ありきで話が進む“平和の祭典”。大きなリスクを背負って届けられる、希望や勇気とは一体どんなものでしょうか」(全国紙記者)ネットでは、菅首相の発言に失笑する声が上がっている。《ここでいう「勇気」とは何なのか?パンデミックの最中に国民の命を賭けて五輪を開くことが「勇気」なんかじゃ絶対ない》《力のない勇気は無謀である。現実を見ない希望は絶望である》《希望と勇気はアンパンマンで十分伝わってる》《希望と勇気かー 菅さん現実みよ。うん》
2021年06月06日政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長(71)の提言を6月4日、田村憲久厚生労働大臣(56)が「自主的な研究の成果の発表」と表現。ネットでは、異論が噴出している。ことの発端は6月3日、尾身会長が東京オリンピック・パラリンピックの開催について懐疑的な姿勢を示したことによる。尾身会長は国会で「本来はパンデミックのなかで開催するということが普通でない」「開催するのであれば、政府もオリンピック委員会も厳しい責任を果たすべき」といい、さらにこう続けた。「何のためにやるのか、しっかりと明言するのが重要」そして尾身会長は、“大会を開いた場合の感染リスクなどについて提言を示す”とも明らかにした。昨年7月、分科会のトップに就任した尾身会長。それから1年近くもの間、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため政府とともに奔走してきた。そんな尾身会長による異例の“苦言”。しかし、田村大臣は意に介さなかったようだ。毎日新聞によると尾身会長が提言することに対し、田村大臣は「参考にするものは取り入れていくが、自主的な研究の成果の発表だと受け止める」とコメント。さらに「自主的にいろんなことをおっしゃっている。参考にさせていただくものがあれば、政府の中に取り入れていくことはある」と話したという。尾身会長の提言を“自主的な研究成果の発表”とする田村大臣。しかし感染症のエキスパートによる意見をそうして矮小化してスルーしようとすることは、はたして厚生労働大臣としてふさわしい言動だろうか?ネットでは田村大臣の発言に対し、非難が相次いでいる。《政府分科会会長提言は「自主的な研究」ではない。利用するだけ利用し、意に反するものは認めない》《オリンピックの開催を最優先と考えて、医学・科学の知見を否定するかのような発言です。厚生労働大臣の発言とはとうてい思えません》《自主的な研究?なら何のための分科会だよ》■尾身会長に対して、精神論で抗う五輪の重役たち尾身会長の行動は、“東京オリンピック開催推進派”をざわつかせている。「丸川珠代五輪大臣(50)は尾身会長の苦言に対して、『我々はスポーツの持つ力を信じて今までやってきた。全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいというのは私の実感』と持論を展開しました。また尾身会長は国会で“大会成功のためにはなるべく小規模で”とも話しました。しかし、JOCの山下泰裕会長(64)は『全くそのとおりだと思う』とうなずきながらも『国民に迷惑をかけないようさらにもう一段努力する必要がある』とコメント。“スポーツの力”や“努力”など、五輪の重役たちは尾身会長に対して精神論で抗っているように見えます」(全国紙記者)尾身会長をないがしろにする態度が相次いでいるがーー。そのたび「何を頼りにすれば」と不安を覚えるのは、我々国民ではないだろうか。
2021年06月05日政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は5月7日夜に行われた菅義偉首相(72)の記者会見で「驚くことに」と前置きしつつ、軽度の体調不良の人の7~10%が仕事や勉強で外に出ていることを指摘した。尾身氏が発言の根拠とするのが、長崎県が提供している健康管理アプリ「N-CHAT(エヌチャット)」の利用状況だ。長崎県は昨年8月から企業や学校、病院、介護福祉施設などに無償でN-CHATの提供を開始。従業員がスマホから、体温に加え、「咳が出る」「呼吸がしにくい」「鼻水が出る」「喉が痛い」など15項目の症状を毎日入力することで、感染者の早期発見とクラスターを未然に防ぐ狙いがある。「驚くことに、倦怠感、ちょっと体の、病院に行くほどではない、ちょっと具合が悪いというような体の不調ですよね。訴えている多くの人が、実はその調査によると、軽い症状がある人の7%から10%の人が、実は仕事あるいは勉強で外に出ているということが分かってきました」実際に、医療の最前線で「尾身氏の指摘通りのことが起きている」と警鐘を鳴らすのは、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に派遣された医師の一人で、感染症が専門の「のぞみクリニック」筋野恵介院長だ。「実際の臨床現場では、働いてる世代の受診の遅れが目立ちます。去年は、熱が出たり体調が悪ければ、その日のうちに受診するケースが多かったですが、今年に入ってから、4~7日経ってから受診される患者が増えています。『風邪だと思って仕事をしていた』というケースがほとんどです」自身のクリニックでPCR検査も行っている筋野院長のもとを訪れた人の中には、実際に次のようなケースがあったという。【 ケース(1)】30代後半の男性の場合「微熱があり、かかりつけの病院をすでに受診していて『コロナの疑いがある』ということでPCR検査を勧められていたそうです。しかし、その病院ではPCR検査を行っていなかったため、その日と翌日は普通に出勤して仕事をして、翌日の仕事後に当院に検査に来ました。結果は陽性でした」(筋野院長)【 ケース(2)】40代の男性の場合「症状が咳だけなのでずっと普通に仕事に行っていたそうです。しかし、1週間経っても咳が治まらず、『ちょっとおかしい』と思って当院を受診されました。検査の結果、陽性となり自宅療養をなりましたが、発症から時間が経ち過ぎていたので、隔離期間はたったの3日で終わりました」(筋野院長)【 ケース(3)】30代の男性の場合「仕事で隣県に行っていて、37度台前半の熱がありましたが、2日間は現場で作業をしていたそうです。3日目に、周囲にそのことを伝えたところ病院に行くように促され、都内に戻り当院を受診。土曜日に陽性が判明したので、検査ができる月曜日まで現場の作業員は全員が隣県のホテルに隔離されたそうです」(筋野院長)こうしたケースはあくまでも”氷山の一角”だという。■受診遅れの人たちにあった共通点とは「受診の遅れで1番多いのは、37度前半の微熱があるケースです。また、熱の症状で来院する人の9割が2~3日以上経ってから来ます。当日に来る人はほとんどいません。しかもその間、自宅で様子を見てからということではなく、“周囲に黙って”普通に日常生活を送っている人がほとんどです。尾身会長が言う『7~10%』というのは長崎県のデータなので、都内では実際にはもっと多いと思います」(筋野院長)さらに、その人たちには「共通した点がある」と筋野院長は指摘する。「皆さん決まって言うのが、『味覚・嗅覚障害がないから大丈夫だと思った』ということです。普通の風邪との違いとして大きくメディアで取り上げられたのが味覚・嗅覚障害なので、『新型コロナ=味覚・嗅覚障害』というイメージが強くなり過ぎて、無症状や単なる風邪の症状はあまり意識されていない印象です。また、『周囲に感染者がいなかったから』という人も多いです。濃厚接触者ではなくても感染リスクは当然あります」また、ニュースでは、深夜まで路上で騒ぐ若者などの映像が流され、若者が悪者にされがちだが、実際には「30代後半~40代が多い」という。「『相手先があって行く』といったケースも多く、急なキャンセルなどが許されにくい、仕事に責任のある立場は理解できます。しかし、今は微熱などでも新型コロナに感染している可能性があるという前提で、会社側が『仕方がないこと』として、体調が少しでも悪けば会社に来ないよう徹底し、急なキャンセルにも会社が対応できるようにしておくことが大事です」(筋野院長)30代、40代は普段病院に行く機会も少ないため、かかりつけ医がいない人も多く、急な場合の対応が遅れるといった背景もあるそうだ。「少しでも疑わしい症状があれば、その日のうちにPCR検査ができるところを受診し、結果が出るまでは自宅で待機してください。症状が出始める前後が一番感染力が強いので、何日も経ってから受診するということは、散々ウイルスをバラ撒き散らした後ということです。『風邪だろう』という思い込みは感染を広げる恐れがあるので危険です」(筋野院長)そして、変異株が従来型から置き換わってきた今こそ、さらなる注意が必要だという。「最近、こうした仕事の現役世代で陽性になった人の8割以上が、サージカルマスク(不織布マスク)ではなく、布やウレタンマスク等を使用されていました。変異株は感染力が強いので、これまでは布やウレタンでも防げたものが、防げなくなってきている可能性もあります。仕事に行って人と接する機会がある場合などは、サージカルマスクを使った方がいいと思います」(筋野院長)1年前、新型コロナが全くの未知のウイルスであった頃に比べ、すっかり慣れてしまった今こそ、襟を正してワクチンが行き渡るまで乗り切りたい。
2021年05月26日人気グループ『TOKIO』のメンバー、城島茂さんがテレビドラマ『サムライカアサン』で主演を務めることが発表されました。『サムライカアサン』が城島茂主演で実写ドラマ化板羽皆さんの同名漫画を実写化した本作は、息子と夫に全力で愛をそそぐ『ザ・大阪のオカン』こと主人公の伊佐木よい子と、家族の日常を描いたハートフルコメディ。愛が深すぎるがゆえ、時に息子に煙たがられてしまう主人公を、城島茂さんが演じます。なお、城島茂さんは50歳にして本作が初主演ドラマ。自身初となる主演ドラマに緊張感をにじませるも、男性でありながら女性役を演じるという意外性のあるキャスティングには「オカン役には全く抵抗がない」とコメントを寄せています。50歳で連ドラ初主演になるのですが、この歳にしてちょっとドキドキしております。普段バラエティばかりなので、ドラマのお話をいただいて驚きましたが、オカン役には全く抵抗なく(笑)こうして伊佐木よい子の姿になったら、ますますその気になりました。自分の中の母性という部分では、TOKIOのメンバーのことはすごく小さい頃から知っているので、当時のやんちゃな時代が垣間見える、照れ臭そうな笑顔を見ると、カメラを向けてこっち向いて!と言いたくなることはありますね(笑)親は子と共に成長すると聞きますが、僕もこのドラマを通して親として成長できたらと思います。「サムライカアサン」は、出てくる登場人物みんなが主役で、それぞれの人生を一生懸命生きていて、それを見ながら私も頑張らな!それでええやん!って励まされる、笑いたっぷり、ホロリもいっぱいの物語です。10月の放送までぜひ楽しみにしていてください!サムライカアサンーより引用YouTubeでは、『サムライカアサン』の特報映像も解禁され、オカンに扮した城島茂さんの姿を見ることができます。過去には、女性歌手・島茂子に扮するなど女装はお手の物の城島茂さん。オカンの衣装姿にも違和感がありません!テレビドラマ『サムライカアサン』は、2021年10月から日本テレビで放送開始予定。追加キャストも含め、続報にも期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2021年05月22日TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が21日、都内で行われた「うどんで日本を元気にプロジェクト合同記者会見」に、株式会社TOKIOの社長(城島)、副社長(国分と松岡)として出席した。会社設立後、3人そろって公の場に登場するのは初めて。株式会社TOKIOはこのたび、丸亀製麺と共創型パートナーシップを締結。丸亀製麺が展開している「うどんで日本を元気にプロジェクト」で連携することが決定した。今後、両社で、“うどんで日本を元気にしたい”という理念のもと、生活者、生産者、地域社会に元気を届けるために、様々なプロジェクトを企画し、取り組んでいく。会見には、株式会社TOKIOの3人と、トリドールホールディングス代表取締役社長兼CEOの粟田貴也氏、同執行役員兼丸亀製麺取締役鳶本真章氏が出席。城島は社長として調印式で署名を行い、国分と松岡が笑顔で見守っていた。粟田社長は、TOKIOの3人の印象を「モノづくりに対してこだわりが本当にすごい。すべて手作りでやり遂げてしまうこだわりは我々と相通ずるところで、パートナーとして忘れてはいけない根っこの部分だと思う」と述べ、「これまで培ってきたお互いのこだわりに磨きをかけてやっていきたい」と期待を込めた。一方、城島は「丸亀製麺さんは全国展開されているということもあり、それぞれの街に愛され親しまれている印象があります。小さい頃から食べに行かせていただいていますが、お店で一から製麺されているのはすごい。“生きているうどん”というキーワードは、まさにその通りだなと。モノづくりに対するこだわりは株式会社TOKIOとしても勉強になる。共創ということで、何ができるのかワクワクしながらこの場にいます」と話した。さらに、「自分たちが培ってきたアイデアをぶつけながら企画に参加させてもらって、ディスカッションして、素晴らしい何かができないかなと思っています。丸亀製麺さんとともに日本中を元気にできるお手伝いができたら」と力強く語った。城島の滑らかなトークに、国分は「リーダーのときはよく噛んでいたんですけど、社長になったら噛まなくなっている。ちょっと驚いていますけど、ついていっていいですか? これからも」といじり、城島が水を飲むと、「急に水を飲み出すんですね」とすかさずツッコミ。松岡も「うちの城島がこんなに滑らかにしゃべれることが感無量で、マネージャーに言って完パケをもらいたい」と話し、城島が再び水を飲むと、国分が「そして水を飲むのね」とここでもツッコミを入れ、息の合った掛け合いで笑いを誘った。
2021年04月21日「今の状況は、いわゆる第4波と言って私は差し支えないと思います。それと変異株の影響もあって、まん延防止等重点措置は、発出するなら極めて迅速に機動的に出す必要がある」こう危機感をあらわにしたのは、新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長(71)。これは14日に行われた衆議院の厚生労働委員会での発言だ。尾身会長が“第4波認定”したように、国内の感染状況は日に日に悪化の一途をたどっている。大阪の新規感染者数は連日1,000人を越え、14日には過去最多となる1130人を記録。15日には東京でも729人の新規感染者数を記録するなど歯止めがかかっていない状況だ。3月21日に1都3県で緊急事態宣言が解除されてから1カ月も経っていないなか起こった再びの感染爆発。しかし、コロナ対策の“トップ”である菅義偉首相(72)は危機感が薄いようだ。14日の参議院本会議で、立憲民主党の杉尾秀哉氏(63)は感染拡大を踏まえて、菅首相に「(現在の)危機的状況でも、第4波ではないと言い張るのか」と追及。これに対して、菅首相は「現時点で全国的な大きなうねりとまではなっていないと考えている」と頑なに否定した。そんななか、菅首相は16日(現地時間)にワシントン・ホワイトハウスで行われるバイデン大統領との日米首脳会談のため15~18日まで訪米する。このタイミングでの訪米について、ある政治部記者はこう語る。「今回の会談はもともと9日に行われる予定でしたが、アメリカ側の受け入れ体制準備のため1週間延期されることに。1月にバイデン政権が誕生してから、初めて直接会談する首脳が菅首相。日本政府としては今後の日米関係を良好なものとするためにも、1番最初に会うことを重視していたと聞いています」3月の緊張事態宣言解除時、会見で感染抑止のために「できることはすべてやり抜く」と語っていた菅首相。しかし、目立った陣頭指揮も見られないままの“バイデン詣で”に、SNS上では批判の声が多くあがった。《第4波の非常事態に渡米してる場合じゃないだろう》《菅首相が今日の国会で第4波聞かれ、否定。専門家も認めている。明日から渡米。何しに行くの。》《コロナ禍を放置して訪米の菅首相。バイデンとの親密さを誇示し、オリンピックにこだわる。国民の生命は二の次といわざるを得ない》《菅総理の無責任さには腹がたっています。こんな状況下で明日からは訪米》
2021年04月15日「人と人との接触を、そもそも減らさないといけない段階にきている」12月2日、西村康稔経済再生大臣(58)は経済3団体の幹部とのテレビ会議でこう話した。さらに政府は5人以上の会食を控えるよう呼びかけているが、菅義偉首相(72)は14日に二階俊博幹事長(81)や俳優の杉良太郎(76)らともに8名で会食していた。西村大臣は16日に「一律に5人以上(の会食)は駄目だと申し上げているわけではない」などと話し、菅総理は会食について「誤解を招いた」という理由で謝罪。そして各メディアによると、自民党議員は計画していた会食を相次いで中止することを決定したという。政府自らが、国民への呼びかけを反故にーー。実はこういった矛盾行動は緊急事態宣言のさなかにも起こっていた。それは5月のこと。毎日新聞によると、自民党は新しい生活様式を提唱してわずか3日後に人がびっしりと集まった“3密状態”で会議を開催していたというのだ。さらに西村大臣は11月13日、会見で“矛盾迷言”を行っている。当時、北海道での感染者数が1日で200人以上に。そして、日本医師会の会長・中川俊男氏がGo Toキャンペーンの見直しを求めていた。すると西村大臣は「このような状況が続けば、医療機関の逼迫が出てくるわけでありますし、何とか減少傾向にしていきたいと考えております」と意気込んだ。そのいっぽう、GoToの見直しについてはこう話した。「検査件数をかなり増やしていっていますので陽性者の数が一時的には増えますが、これは2次感染、3次感染を防いでいくと。現時点で北海道をはじめ、どこかの地域を除外することは考えておりません」「感染者を減らしたい」といいながらも、GoTo見直しに言及すると「陽性者数が増えているのは検査件数が増加しているから」などと否定した西村大臣。感染者数に対して、どういう認識を持っているのだろうか。また菅首相は11日、ニコニコ生放送に登場。そして「いつの間にかGoToが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」と発言した。しかしロイター通信によると、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は菅首相の発言を疑問視。「50歳以下の人が移動して二次感染を起こしていることがはっきりしきたので、人の動きを止めることが重要」といい、「意図せず重症化が出るので、そのような文脈のなかでGoToも考えるべきと再三申し上げている」と衆院内閣委員会閉会中審査でコメントしたという。首相と分科会の間で、認識のズレが起こっているようだがーー。7月、会見で「もう誰も、ああいう緊急事態宣言とかやりたくないですよ」「だから感染防止策を、いまからしっかりと」と強い口調で国民に言い放った西村大臣。しかし政府に矛盾やズレがある限り、国民の疲弊は続くのではないだろうか。
2020年12月17日札幌で過去最高となる200人を記録するなど、全国的に急増している新型コロナウイルスの感染者数。第3波到来も懸念されるなか、政府の新型コロナ感染症対策分科会が発表した“対策”が物議を呼んでいる。9日、感染者急増を受け、分科会はクラスター対策などを政府に緊急提言。同日開かれた記者会見で、尾身茂分科会長(71)は「全国的に見ても感染が増加していることは間違いない」と述べ、「適切な感染防止策が講じられなければ、急速な感染拡大に至る可能性が高い」と危機感をあらわに。感染防止策として、今までより踏み込んだクラスター対策など“5つのアクション”を発表。その一つである「対話のある情報発信」の例として、尾身会長は会食中の感染対策について身振り手振りを交えながらこのように説明した。「食べるときは左手で(マスクを)外して、食べる。その時は喋っていません。食べるときはしゃべらない。飲み込んだら、(マスクを再びつける仕草)」「これだけにこだわる必要はない」としたうえで、神奈川県の黒岩祐治知事(66)も推奨している方法だと紹介した。感染リスクを抑えながら、会食を楽しむ方法を紹介した尾身会長。しかし、SNS上ではこの会食スタイルが“問題の本質からズレている”と指摘する声が相次いだ。《いちいち食べるときにマスク付けたり外したりするのは非現実的だって誰か尾身会長に言えよ…》《尾身会長、神奈川県知事の会食時のマスク着用の提案のことを言ってたけど、そんなことをしてまで会食する意味が分からない…。(お箸を持つ手と反対の手で食べ物を口に入れる時以外はマスクをすぐに着用)》さらには、会食のきっかけでもある“Go To Eatキャンペーン”の必然性を問う声も。《尾身さん、マスクうんぬんでは無く~~GoTo中止の提言をお願い致しますm(__)m国民の為に、日本の為に、》《gotoキャンペーン今すぐやめよう!特にgotoeat…口に入れるときだけマスク外すなんて誰もしない》
2020年11月11日アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである山口達也氏が、2020年9月22日に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。同日、山口さんは信号待ちをしていた乗用車にバイクで追突。警察が呼気検査を行った結果、アルコールが検出されたといいます。山口氏は「運転時に酒が残っていると思わなかった」と容疑を一部否認し、同月26日現在、警察は引き続き調査を行っています。山口達也氏の再逮捕に、『TOKIO』城島茂が悲痛なコメント2018年4月には強制わいせつ行為が発覚し、ジャニーズ事務所との契約を解除した山口氏。またもや飲酒が絡む今回の再逮捕は、世間を騒がせました。2020年9月26日、『TOKIO』のリーダーである城島茂さんがMCを務める情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)でも、今回の事件について特集。城島さんは「一緒に仕事をしてきたメンバーの事件について言及しなくてはいけないのはつらいところもある」と切り出し、世間の人と同じようにテレビの速報でこの事件を知ったといいます。真剣な表情で、城島さんは今回の件についてこのようにコメントしました。みなさんご承知の通り、山口本人が2年前に事件を起こしまして。事務所辞めて、『TOKIO』からも離れて、「頑張ってる」っていうふうには…「(酒を)やめた」ってやり取りをしてたんで。「自分なりに頑張ってる」って聞いてましたし。ちょっとなんかこう…あれから2年経って、許されることではないんでしょうけど、彼なりの頑張りを見守ってた自分もいたもんですから。まあちょっと今(山口氏が逮捕される)映像流れてますけど、ちょっと…直視できない自分がいましたね。お酒を飲んで運転っていうのは、あってはいけないことですし、今回、逮捕ということですけれども「なんでこうなってしまったのかな」っていう残念な気持ちはものすごくありますよね。それが率直な自分の意見なんですけれども。まあ、ほかにもちょっといろいろ思うことありますけどね。ちょっとつらいですよね…はい。週刊ニュースリーダーーより引用定期的に山口氏と連絡を取り、状況を確認していたという城島さん。うまくいっているように感じていたからこそ、今回の事件は衝撃的だったのでしょう。つらそうに眉根をひそめ、城島さんは続いてこのように心境を明かしました。『TOKIO』のデビュー日が21日で今月あったんですけど。彼が(『TOKIO』を)辞めて1人だったっていうのも、さびしかったのか…家族と離れて、離婚もあったんで、切なかったのか、つらかったとは思うんですけれども。自分だけがつらかったわけじゃないでしょうし、自分だけが頑張ってるわけでもないですし、みなさんが頑張ってるとは思うんですよ。だから自分だけがそういう状況じゃないっていうことを分かってほしかったなっていうとこが、自分にも「彼の中で2年前のあのことを、ちゃんと反省とか教訓とか、どこまでを汲みとめてくれてたのかな」っていう。まだまだ甘い部分が残ってたのかなっていう。しっかりとやっぱり今回のことは受け止めてほしいなと思いますし、これまでの反省とか、この2年間が全部無駄になってしまうんで。週刊ニュースリーダーーより引用強制わいせつ事件の際には、『TOKIO』のリーダーとして頭を下げ、涙を浮かべながら山口氏の騒動について謝罪した城島さん。山口氏の行為に傷付いたのは被害者やファンはもちろんのこと、メンバーである城島さんもでしょう。城島さんの痛々しい姿に、多くの人から同情する声や応援する声が上がっています。・きっと城島さんだけじゃなく、ほかのメンバーも同じ心境だと思います。頑張ってほしい。・そりゃつらいよなあ。自分も、逮捕される映像を見てなんともいえない気持ちになったよ…。・もしお酒に依存しているのであれば、山口さんにはちゃんと治療を受けてほしい。心配です。城島さんによると、山口氏は病院やカウンセリングに通い、回復を目指しているとのこと。しかし、簡単に改善するわけではないのでしょう。これ以上誰も傷付かないよう、山口氏が再び前を向いて歩いていけることを祈ります。[文・構成/grape編集部]
2020年09月26日「皇后さまからは『介護の現場では、みなさんが頑張っていらっしゃったのですね』と、労いのお言葉をいただきました」そう話すのは、「全国老人保健施設協会」会長の東憲太郎さん。6月23日に天皇陛下と雅子さまに、コロナ禍における老人介護の現状をご説明した。「3,600ほどの施設が当協会に加盟していますが、新型コロナウイルスの感染者が出たのは16カ所、クラスターの発生は5カ所でした。多くの施設では職員たちがたいへんな努力で感染を防いだこと。そしてクラスターとなった施設では、感染を逃れた数少ない職員で泣きながら介護をしていたことなどをお伝えしました。そのときの両陛下はとてもおつらそうなご表情を浮かべられ、現場の職員たちを真剣に心配してくださっていると感じました。『ご苦労されたのですね』と現場の職員たちを労う天皇陛下のお言葉に続いて、皇后さまから『日本の高齢者の方々をみなさんが守られているのですね。お体を大切になさってください』と励ましのお言葉をいただきました」4月10日、政府の専門家会議で副座長を務めた尾身茂氏に始まり、陛下と雅子さまがマスク姿で臨まれたご進講・ご接見は7月までに15回。医療関係団体から児童福祉や老人福祉、生活困窮者支援まで、その分野は多岐にわたる。NPO法人「キッズドア」理事長の渡辺由美子さんも、7月21日に両陛下にご接見をたまわった。コロナ禍における、生活困窮世帯の子供たちへの支援状況などをご説明したという。「実は当初、予定時間は10分だったのですが、事前に侍従の方から『両陛下はとてもご関心をもっていらっしゃるので、(予定より)ゆっくりお話しください』と伝えられていました。熱心にメモを取られる両陛下のお姿から、子供たちを心配されるお気持ちが伝わってきました。皇后さまからは『どういうボランティアの方がいらっしゃるの?』『お母さまたちの様子はどうですか?』とさまざまな質問をいただきました。『本当にたいへんな活動をなさって。ありがとうございます』ともおっしゃってくださいました」コロナ禍の外出自粛を機に「キッズドア」では、それまで行っていなかったオンラインの学習支援への取り組みを開始した。渡辺さんとともに2つの団体の代表が、コロナ禍で生まれた工夫やつながりを、子供たちを地域で支える社会へと変えるきっかけにしたいと説明した。すると陛下は「ピンチはチャンスになりますね」とおっしゃったという。7月下旬から再び全国各地で感染者数が急増。両陛下と国民の直接的なご交流は途絶えたままだ。「前例踏襲にこだわる宮内庁は、ビデオメッセージやSNSの活用といった試みにも及び腰です。お出ましにもなれず、メッセージを発信される手段も極めて限られている……。皇室の存在意義が問われる“危機的状況”といっても過言ではありません。そういった状況下でもなんとか国民を励ましたいという両陛下の思いが、15回にも及んだご進講とご接見に表れているのではないでしょうか」(皇室担当記者)毎週のように行われたご進講・ご接見には、どのような意味があるのだろうか。象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院人文学研究科准教授の河西秀哉さんはこう語る。「両陛下には、子供・老人・生活困窮者など、感染拡大によって間接的に影響がある人々の状況まで知りたいという思いがあるのではないでしょうか。認知症や知的障害に関する取り組みをしている方にも話を聞いているのは、そういった社会的に弱い立場の人々への影響をとくに心配しているようにも受け取れます」4月の尾身茂氏のご進講後には、天皇陛下による冒頭のあいさつが公表されている。「あいさつの公表は異例のことで、非常に驚きました。とくに《私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら》という文言は、ビデオメッセージが出せないなかで、かなり強いメッセージ性を込めたものに感じました。また日赤社長のご進講にあたっては、雅子皇后のあいさつも公表されました。これは、天皇皇后が心を合わせて国民のことを心配しているという姿を示そうとしたのではないかと思います」(河西さん)雅子さまはこのとき、医療の最前線で働く医師や看護師、その家族や関係者の苦労や頑張りへの理解を示され《陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたい》と述べられている。天皇皇后というお立場ゆえに極めて制約が多く、できないことだらけであっても、工夫をこらして国民に思いを届けたい――。15回のご進講とご接見には、まさに両陛下の“ピンチを希望に!”という切なる願いが込められているのだろう。今年4月、天皇陛下の即位に当たり、両陛下から「子供の未来応援基金」に5千万円が寄付された。その一部が新型コロナへの緊急支援に使われ、「キッズドア」のオンライン学習支援にも使われている。前出の渡辺理事長が言う。「ご接見の終わりに、両陛下からご寄付とお気持ちを寄せていただいていることを、子供たちや保護者に伝えたいと申し上げました。すると皇后さまから『ぜひ、どんどん伝えてください。子供たちに私たちも応援していることや、頑張ってほしいと願っていることを伝えてください』とのお言葉をいただきました。コロナ禍でなければ、現場に行って励ましたいと思っていらっしゃるように、強く感じました」再び国民と触れ合える日がくるまで、希望に向かって、天皇陛下と雅子さまのご奮闘は続く――。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月12日7月16日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)が「旅行自体が感染を起こす事はない」と発言。政府の「Go Toトラベル」事業の是非について注目が集まる中での発言に、インターネット上で物議を醸している。各メディアによると、尾身会長は経団連のフォーラムに出席し「旅行自体が感染を起こす事はないですから。もしその事が起きていれば、もう日本中は感染者だらけですよ」と発言。一方で、3密の状況になるなど旅行先での行動によっては感染のリスクがあるとした。これに対しSNSでは批判や疑問の声が上がっている。《旅行自体が感染を引き起こすわけがないというのは分かるけど、無症状患者が地方にウイルスを運ぶ可能性もあるのでは?》《旅行は現地でご飯食べたりいろんなお店に行ったり観光するのがセットでしょ。そういう場で三密避けるのって難しくないか?》《観光を促進するだけではなくて、その先の対策が大事なんじゃないのかな》政府の「Go Toトラベル」事業は当初7月22日から実施の予定だったが、ネット上で「#GoToキャンペーンを中止してください」というハッシュタグがトレンド入りするなど批判の声が噴出。小池百合子東京都知事(68)も7月15日に行われた会見上で、「実施の時期であるとかその方法については、改めてよーくお考えいただきたい」とした。政府は「Go Toトラベル」の実施について、東京都を目的とする旅行、東京都に居住する人の旅行を除外することを検討。16日に新型コロナウイルス感染症対策分科会で専門家の判断を仰ぎ最終判断をするという。
2020年07月16日《COVID-19は長期にわたって続くものと推察いたします。この感染症と日々向き合っておられる皆さんには、くれぐれも自らの感染防止や心身の健康に留意しながら、誇りをもってこの大きな困難を乗り越えていかれることを願っております。そして、皆さんを始め、日本の各地で医療に従事されている方々の多大なご尽力にたいし深く感謝いたします》5月18日、秋篠宮さまが総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」が、秋篠宮さまからのメッセージをHPに掲載した。皇室担当記者は「メッセージは2千文字を超える分量で秋篠宮さまの強い使命感がにじみ出る内容です」と語る。しかしこのメッセージ公表に、現在の皇室の新型コロナ対応への秋篠宮さまの不満も感じとれるという。「済生会のHPに文面を掲載することを提案されたのも、秋篠宮さまご自身だそうです。未曽有の災厄に対し、当初から積極的な動きのなかった宮内庁や天皇陛下にしびれを切らされたようです。『もっと皇室も発信すべきではないですか』という皇嗣殿下からのメッセージにも感じられました」天皇陛下と雅子さまが、新型コロナに関する最初のご進講を尾身茂専門家会議副座長から受けられたのは4月10日。このときの陛下のお言葉が宮内庁のHPに掲載されるまで18日もかかっている。一方、秋篠宮ご夫妻は3月からすでに動きだされていた。3月11日に、済生会の理事長らから新型コロナへの対応状況について説明を受けられたのを皮切りに、さまざまな専門家とご面会。紀子さまは3月24日、「国際結核・肺疾患予防連合」のHPにメッセージを寄せられている。新型コロナの感染拡大に触れ《人々を感染症から守るために力を尽くしている世界中の人々に深く感謝いたします》と述べられたのだ。「秋篠宮さまと紀子さまは、両陛下よりもかなり早い段階から、独自の人脈で新型コロナについての情報収集をされていました。さらに、秋篠宮ご一家そろっての活動も急増しているのです。その陰には紀子さまの奔走があるようです」(前出・皇室担当記者)秋篠宮さまと紀子さまは、5月11日にテレビ電話で済生会関係者から説明を受けられたのだが、眞子さまと佳子さまも別室のモニターから参加されたという。15日には、秋篠宮ご一家から東京都港区の済生会中央病院に、手作りの防護服100着が届けられた。「ポリ袋を使った防護服は、悠仁さまも含めたご一家全員で作られたものです。医療従事者らへの激励の言葉が書かれた寄せ書きも同封なさったそうです」(前出・宮内庁関係者)小室圭さんとの結婚をめぐり、眞子さまは秋篠宮さまとの対立関係が続いているとみられる。「そのような状況にあって、秋篠宮家の団結を演出されたのは、紀子さまでしょう。結核に関する研究で博士号も取得されている紀子さまは、感染症への危機感を強くお持ちです。それゆえ、日本の皇室が欧州の王室に比べても消極的な姿勢であることに、批判的なご意見も強くお持ちのようです。ご一家を牽引して行動を示されることで、両陛下も宮内庁も、積極的に動くべきとのお考えを、身を持って強く示されたのでしょう」(前出・皇室担当記者)平成の終わりごろには、上皇陛下、天皇陛下、秋篠宮さまによる“三者会談”が毎月毎月行われて、皇室内の意思の疎通が取れていた。令和に入ってから、天皇家と秋篠宮家が疎遠になりつつあることも、背景にあるのかもしれない。だが、天皇家と秋篠宮家では立場が違うと語るのは、前出の宮内庁関係者。「天皇陛下や雅子さまのお言葉は、世論にたいへん大きな影響を及ぼします。それゆえ言動には慎重にならざるをえず、特定の団体だけを選んで何かをすることも簡単にはできないのです。また、宮内庁も前例主義にとらわれており、天皇陛下と雅子さまはご自身の思いを、なかなか形にすることができないでいます」元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう語る。「東日本大震災のわずか5日後に上皇陛下のビデオメッセージが発表されましたが、これは特別なケースです。先行きの見えないコロナ禍にあって、どういった形で国民に両陛下のお気持ちを伝えればいいか、宮内庁は今後も試行錯誤を重ねていくでしょう」「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月27日