高橋みなみ 結婚式は延期でも…コロナ禍で強まった夫との絆
夫はあまり料理をする人ではないので、そうなると『私が作らなきゃ!毎日!』と(笑)。毎日料理をされている方ってたくさんいらっしゃると思うのですが、改めてみなさん本当にすごいと思うようになりました」
そんななかで上手に息抜きをする大切さに気づき、「そこそこでいいのでは」と考えるようになった。
「これまでは2、3日に1回のペースで作っていたから、小鉢も一つ一つ丁寧に作っていたんです。でも毎日になると『そんなこと言っていられない!』と思うようになりました(笑)」
理想は「定食屋さんのご飯」。メイン一品と小鉢三品からなる“一汁四菜”をそろえるようにしているという。ただ、カレーや肉じゃがは大量につくって“味変”させたり、冷凍食品やスーパーのお惣菜に頼ったりと、手間や時間をかけずに彩りよく品数を揃えるなど、レシピ本には工夫が詰まっている。
■夫婦円満の秘訣は「一緒にご飯を食べること」
今年、結婚3年目を迎えた。コロナ禍によって、結婚式や新婚旅行は延期したままだが、夫の存在はいっそう心強く感じたという。
「家にいなきゃいけないときに一緒にいる人がいるって、とてもありがたいなと思いました。こういう状況だと心も疲れてしまいますが、帰ってきたときの『おかえり』や出かける前の『いってらっしゃい』などの言葉一つがあるだけ気分が全然違いました」