三浦春馬さん 実父が死去…伯父が語った最期【上半期ベストスクープ】
それで留学を切り上げて、入院先の病院に会いにきてくれたのです。手術がうまくいって元気になった後には、いっしょに食事をしたり、酒も飲んだりするようになりました」
Aさんは、それほど飲まなかったようだが、息子が楽しそうにお酒を飲む姿を眺めることは、無上の喜びだったのだ。
「春馬もけっこう酒量は多かったですが、そんなに酔っ払うタイプではないし、飲んだ後は、きちんと電車で東京に帰っていきましたよ。ふだんはLINEとかで連絡を取り合っていて、実は亡くなる2週間前にもメッセージをやりとりしていました。近いうちにこちら(茨城県)に来るから、と言っていたのに……。それが最後のやりとりになってしまいました」
父子の会話のなかで、実母についての話題が出ることもあったという。
「この数年、(春馬は)母とは折り合いが悪く、本人も悩んでいるようでした。いくら母と子といっても、お金のことやら何やらで、もめていると聞いて、私も心配はしていたのですが……」
Aさんは、本誌の取材の最後にこんな言葉を言い残していた。
「これからの私は“春馬のいない残された時間”を、ただ生きていくだけです」
“春馬のいない時間”は、Aさんにとって意味のないものだったのだろうか。