2021年7月8日 06:00
高嶋政宏語った忠夫さん亡き後の兄弟仲「母とも政伸の話しない」
お墓を奇麗に磨いて、僧侶の方にお経も上げていただいています。そのうえで、当日にも実家でお経を上げてもらうようお願いしました」
大雨の中、傘を差しながら淡々と答える政宏。現在も“母子同居”を続けているのだろうか。
「実は、母とはコロナのせいで泣く泣く離れている状態なんです。今は仕事で撮影現場に行くたびにPCR検査をしているような状況ですし、その場では陰性でもいつ感染しているかわからないじゃないですか。母も高齢ですから、万が一のことを思うと心配なので離れて暮らしています。もう半年以上も会えていませんね……。
家には介護スタッフさんに来ていただいているので、おかげさまで母もたまに散歩に出るくらい元気にしているようです。
電話でしょっちゅう話していますし、いまのところは安心しています」
コロナ禍で“涙の家族別居”を決断していた政宏。政伸との仲についても尋ねると、頭を抱えながら、語り始めた。
「うーん、連絡は取ってないんです。政伸も仕事が忙しいし……」
ーー三回忌でも連絡は取り合わないんですか?
「うちは元々、昔からそれぞれが“個別”っていう考え方なんです。いまはお互い家庭を持つ身ですし、そっちの生活がメインですから余計にですね。