くらし情報『【初盆】田村正和さん、橋田壽賀子さん…本誌に見せていた茶目っ気姿』

2021年8月13日 15:50

【初盆】田村正和さん、橋田壽賀子さん…本誌に見せていた茶目っ気姿

92年、当時24歳だった古賀さんはバルセロナ五輪前、靭帯をドクターストップがかかるほどに損傷。痛み止めの注射を何度も打って迎えた決勝では時間切れまで戦い抜き、見事世界一に輝いた。96年のアトランタ五輪では銀メダルを獲得。現役引退後は全日本女子のコーチを務め、また、川崎市内に道場「古賀塾」を開き、柔道の普及活動も行っていた。

「いつか死ぬんだったら、俺は畳の上で」と旧友に語っていた古賀さん。その言葉通り、家族といつものように夕食時を過ごし就寝した日の翌朝、自宅の畳の上で亡くなったという。葬儀にあたっては、息子2人が古賀さんに「古賀塾」の道着を着せた。柔道家としての精神を貫いた最期だった。


■田村正和さん(享年77)

4月3日、急性心不全のため亡くなった田村正和さん。77歳だった。

18歳でデビューした田村さんは、デビュー作『永遠の人』ではクールな二枚目を、『眠狂四朗』ではニヒルで危険な男、『うちの子にかぎって…』では二枚目半のパパ役など、幅広い役を演じ人々を魅了し続けた。風変わりな刑事を演じたドラマ『古畑任三郎』シリーズは12年にわたり放送されるヒット作となった。

89年に本誌が密着した際は、現場でも心配りを欠かさなかった田村さん。

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