2021年10月1日 06:00
11月も100円超の値上げ…冬本番前に実践したい「電気代削減ワザ7」
さらに、今年の冬は電力不足も気がかりだという。
「今年5月に、経済産業省は“夏と冬に電力需給がひっ迫する可能性”があることを発表しています。今夏については、電力各社が電力を融通し合って乗り切れましたが、脱炭素社会への流れから火力発電所が縮小傾向にある今年の冬は、電力の供給が不安定になることが予想されています。最悪の場合はブラックアウト(停電)や計画停電などが行われてもけっしておかしくはありません」(丸山さん・以下同)
値上がりし続ける電気代に、ひっ迫する電力需要。ただでさえ何かと物の値段が上がっているというのに……。
「電気代に限らず、穀物価格が高騰し、食品の価格も軒並み値上がりしています。その一方、所得は上がっていないので家計を守るのは大変。しかし、電気代についてはまだやりくりする余地がある家庭が多いです。
特に冬は暖房や照明を使用するので、どうしても電気代が上がりがち。少しの意識を変えるだけで、電力消費を抑え、節電につなげることが可能です」
家計を守るための、冬の電気代の削減ポイントを丸山さんに教えてもらった。冬本番を迎える前に、ぜひ見直しておこう。
■冬本番前に見直したい電気代のポイント7
【1】電力の契約先を変更する
電力会社を替えるだけで電気代を年10%ほど下げられることも。