2021年11月3日 15:50
食前に「常温炭酸水」を飲むと…脳が錯覚して食欲が抑制できる!
国の温泉法によると湯1リットルに対して炭酸ガスを250ppm以上含んでいるものが炭酸泉とされる。湯治に行けば、天然炭酸泉に入ることができるが、天然炭酸泉でなくても、人工炭酸泉ならスーパー銭湯、医療施設や介護施設にもある。
「人工炭酸泉は、循環器系の病気に対する効果も認められています。高血圧や心臓病などの改善が見込まれてもいますね。さらに、炭酸ガスが自律神経のバランスを調整し、血行を促すことで免疫力が高まると注目されています。また、冷えや肩こり、腰痛、関節痛、リウマチなどの痛みを和らげる効果もあると言われています」
■さまざまな効果を持つ炭酸浴を自宅で体験する方法が
また、免疫力の低下を感じるときに活用したいのが炭酸浴なのだ。
「免疫細胞の一種、ナチュラルキラー(NK)細胞は、ウイルスや細菌をいち早く見つけて撃退します。入浴して体温が上がると、体に異常事態が起こっているととらえ、NK細胞が増えるのです。
お湯の温度が39~40度と、少しぬるめでも、炭酸浴なら15~20分も入れば、体の負担も少なくNK細胞が活性化します。週2回の炭酸浴がおすすめです」
この効果を自宅で体感するよい方法がある。