くらし情報『皇太子の不倫、突然の事故死…SDGs先取りしたダイアナ妃の壮絶な人生』

2021年12月28日 06:00

皇太子の不倫、突然の事故死…SDGs先取りしたダイアナ妃の壮絶な人生

人々の心を引きつけたのは、ファッションセンスばかりではない。

’87年にイギリス初のエイズ施設を訪問。まだ感染知識に乏しかった時代に、HIV患者と手を取り合ったように、弱者に対する向き合い方が人々の胸に響いたのだ。

「いまSDGsや人権問題への関心が高まっていますが、それを何年も前に実践しているのです。ときにはハンセン病患者たちと向き合い、ときには地雷撤去活動を支援するため、現地にまで足を運ぶーー。お茶くみとコピーとりに追われ、責任ある仕事が任されにくかった当時の女性たちには、世界を変えるようなダイアナ元妃の慈善活動が、まさに憧れの象徴でした」

一方、チャールズ皇太子とカミラ夫人との不倫によって、ヘンリー王子を出産後は、事実上の別居生活を送り、摂食障害に苦しんだとも伝えられた。

’96年の離婚後も、イギリスの老舗デパート「ハロッズ」の経営者であった億万長者の息子との交際などで話題になった。「報道は過熱し、’97年、滞在中のパリで、パパラッチに追跡されているなか自動車事故死し、世界が悲しみに包まれました」

ダイアナ元妃の遺志が受け継がれ、死後に立ち上げられた人道支援基金には数千万〜1億ドル以上の寄付が集まったとされ、基金が閉鎖される’12年までに、約500もの慈善団体の支援に充てられた。

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